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ドローン座学 -安全に運用するための知識-①

航空機や無人航空機、ドローンの業界では何よりもまず安全が重視されます。

空を飛ぶ機械に不具合が発生すれば必ず「墜落」という重大な危険がつきまとい、運用者だけでなく無関係の人までも巻き込む重大な事故につながる恐れがあるので、
ドローンを飛ばす技術だけではなく、安全に運用するための十分な知識を身につけるためには「ドローン座学」を学ぶことが必要です。



航空法第2条第22項より引用↓

「この法律において「無人航空機」とは、航空の用に供することができる飛行機、回 転翼航空機、滑空機、飛行船その他政令で定める機器であつて構造上人が乗ることができ ないもののうち、遠隔操作又は自動操縦(プログラムにより自動的に操縦を行うことをい う。)により飛行させることができるもの(その重量その他の事由を勘案してその飛行に より航空機の航行の安全並びに地上及び水上の人及び物件の安全が損なわれるおそれがな いものとして国土交通省令で定めるものを除く。)をいう。」

↑ドローンのことを航空法では「無人航空機」と呼んでいます。

航空法の中でドローンという言葉は出てきません。
ドローンという言葉は正式な名称ではなく、あくまでも通称です。

また無人航空機=ドローンではありません。

航空法の条文では無人航空機とは何か、について難しく書かれていますが、簡単に言うと無人航空機とは「空を飛べるけど人が乗れない、そして遠隔操作または自動操縦ができる機体」です。

そのため、ドローンだけが無人航空機ではなく、例えば空飛ぶラジコンなども無人航空機に該当します。

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