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新ドローンの教科書 「部品にかかる力とフェイルセーフ」
こんにちは、ドローンクエストさとぴかです。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
今回は第3章 3-3、航空機のフェイルセーフについて。
教科書にはそれぞれのフェイルセーフをイメージした絵が書いてあるだけで、これだけでは理解が難しいと思うので
その辺りについて解説をしていきます。
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ドローンの教科書 標準テキスト40ページ
持っていない方は、こちらをご覧ください。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/86359010/picture_pc_4b472e9208a0f691ee1a84b65e7b35f0.jpg?width=800)
3-3 部品にかかる力とフェイルセーフ
航空機は1つの部材が破損しても他の部材がそれを補い、全体の構造まで影響しないように作られています。それが
「フェイルセーフ構造」
教科書には4つのフェイルセーフ構造が紹介されていますので1つずつ解説していきます。
・レダンダント構造
こちらは複数の部材が、それぞれ負荷を分担して受け持ち、
1つの部材が破損しても
その部材の分担の負荷は数多くのほかの部材に分配されるので、
構造全体としては致命傷的負担とはならなくなる構造です。
例として航空機の主翼の内部の翼根(胴体と翼の接合部分)に設置されている「前桁」や「後桁」
主翼の外板の内側から支えているリブと呼ばれる「小骨」
複数ある小骨の1つが破損しても他の小骨で支えるという仕組みです。
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こちらは主翼の断面図です。↑
翼は、桁(spar)、小骨(rib)、外板(skin)及び縦通材(じゅうつうざい)(stringer)で構成されています。
桁:翼根(胴体取付部)〜翼端方向に設置される部材。
複数桁を配置した場合、多桁構造(multispar structure)となります。
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