セルフマネジメント
以前、ストアマネージャーの仕事をしていました。そこで学んだ中には日常の「セルフマネジメント」で活かせることもあります。
「因果と責任は別だよね」ってお話です。
トイレ掃除をしなかったのは誰?
例えばあなたがファミリーレストランの店長だとします。
お客様の使うトイレの掃除はとても大事です。きちんとチェックシートもあり、ルール化されているにもかかわらず、掃除をサボるスタッフがいてお客様からクレームが入ったとします。
あなたは怒りを抑え、皆に話をすることにしました。
お店のルールは守ろう、トイレを清潔にしてお客様が気持ちよくすごせるようにしようじゃないか。だからスタッフ一人ひとりがきちんと責任持って仕事をしよう、と。
因果と責任
トイレ掃除をしなかったのは誰か?
普通に考えれば「担当スタッフ」ですよね。因果関係を考えれば当たり前のことです。
しかしこれにはもう一つ答えがあります。
責任という点からすると「掃除がされている状態」を達成できなかった「店長であるあなた」ということになります。営業を任されているストアマネージャーには、因果とは関係なく役割責任というものがあるからです。
責任をスタッフに押し付けるのは間違いのような気がします。ストアマネージャーとして「どうすれば掃除がされている状態を達成できるか」を考えるのが任務だからです。多分、怒ったり責めたりするのはあまり良い解決とはいえない気がします。
チームのマネジメントって本当に難しいものです。
セルフマネジメント
自己管理にあてはめてみるとどうでしょうか。
面倒なことの多くは確かに、上司のせい、社会のせい、親のせい、他人のせいかもしれません。しかし、因果関係だけに注目してしまうと、よい解決策もうかびません。食事、運動、睡眠時間などの健康管理はどうでしょう。なかなか思うようにいきませんよね。
先程のレストランのトイレと同じです。
僕は自分を営業していくために「自分に起きていることの因果関係を見極め、責任者として対処する」ことが大事だ、と心がけるようにしています。あくまで心がけ。なかなかできませんケド(笑)
追記
僕は自己管理より「セルフマネジメント」のほうが格好いいと思います!「セルフマネージャー」というのはイマイチかなあとか(笑)
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