リーダーの胆力 #2021/12/14

まずはまずは、めっちゃまさに！と思ったツイートをご紹介。

保育の営みで「叱らなければいけない」場面があったら環境を見直した方がいいってことなんだよね。保育の営みで叱らなければ子どもが気づかない(と思い込んでいる)なら、それは、いかに子どもが日常的に聴かれていないかの現れで、自身の保育をしっかり振り返る必要がある。

— 石川 聖｜のいえ (@ishikawa_noie) December 13, 2021

保育で叱るや注意を正当化する暇があったら子どもの声(言葉だけでなく)に聴き入って、聴ききる日常を重ねようよ。「今すぐこの場でできるように」ではなく、育つ存在として信頼されてしっかり聴かれて、環境が醸成されていくと、叱る必要がなくなってくるから。

— 石川 聖｜のいえ (@ishikawa_noie) December 13, 2021

その環境では、叱らなくても子どもが保育士の言葉を受け取ろうとするのもあるけど、誠実に自身の言動に向き合う必要があるから保育士としての胆力が養われていくことでの影響が大きい。保育士と子どもたちとの間に、対話する素地が築かれていくのである。

— 石川 聖｜のいえ (@ishikawa_noie) December 13, 2021

本当にまさにまさに、と思うところで、僕のいるunicoの掲げるメソッドにも近いところを感じて共感したのですが、

unico 児童発達支援・放課後等デイサービス

ポイントはこの一文でして

誠実に自身の言動に向き合う必要があるから保育士としての胆力が養われていく影響が大きい

この「保育士」をそれぞれの職業に当てはめてみると、どんな仕事をするうえでも大事になる気がしまして。

そして特に、最近強く感じるのは、リーダーの胆力。リーダーとは必ずしもポジションの話ではなく、「リーダーシップを持つ人」を指していて、

究極的にはチームメンバー全員がリーダーシップを持つところを目指したいと感じるのですが、

リーダーに必要なのは胆力！という話はわりと刺さるなぁと。

テクニカルな話ではなく、仲間を信じて仕事を任せたり、スピードと育成のトレードオフをグッと堪えたり、メンバーが挑戦しやすい心理的安全な環境を担保したり。

そういうリーダーの仕事のひとつひとつには、一定の胆力がいるなと思うのです。

それは、目の前の問題を短期的に解決して満足するのではなく、より本質的な、より長期的な問題に目を向けて、チーム全体で遠くに進めるように、

短絡的に終わらしたくなる気持ちをグッと堪え、常に軸をブラさず、あたふたせず、

それでいて、チームの誰よりも全力疾走している。

そんな胆力が必要だなと。

武道育ちなのもあって、スッと馴染むワードでした。

今日も胆力を鍛えます。