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最近、関係人口という言葉をよく耳にするようになりました。最近、登場した言葉ではないと思います。生まれ故郷の一関市のことを考えるようになり、地方を活性化することを考え始めたせいだと思います。

総務省は以下のようなページを運営し、関係人口について定義づけしています。

この説明によると、関係人口とは
・行き来する者(風の人)
・何らかの関わりのある者(過去の勤務や居住、滞在等)
・地域内にルーツがある者(近居、遠居)
とのことです。

総務省としては関係人口を創出したり拡大したりする取り組みを進めているようですが、私としてはあまりピンときません。地方の人口が増え、活性化していくイメージが持てないためです。

もちろん、何か仕掛けがないと関係人口が増えたり、定住人口が増えたりすることはありませんから、その仕掛けづくりが大切なのでしょうが、取り組み事例(仕掛けの例)として上記のページで紹介がされています。

地方と関わりを持ちたい人って一定数いるとは思います。とは言ってもそのような人が増加傾向でない限り、ある一定数のパイを数ある地方や地域で奪い合うという構図に見えるわけです。きっと、奪い合うための仕掛けづくりのところに多額の税金が使われているという図式になると思います。

この奪い合う構図について、なんとかならないものかとおぼろげながら考えています。

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