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一関市の課題(2021/9/22『岩手日日』より)

『岩手日日』の9月22日の1面では、一関市長選にあたっての一関市が抱える課題を取り上げている。
記事のタイトルに「上」とあるので、いくつかある課題を日を分けて記事にしているものと思われる。

今日取り上げている課題は「人口流出」「人口減少」についてである。
この課題は多くの地方自治体が共通して抱える課題と言える。

記事によると一関市の人口は2020年の国勢調査では11万1970人となっており、前回調査(2015年)と比較して7・9%(9613人)減少しているとのこと。
岩手県内でも最も減少幅が大きい自治体のようである。奥州市や花巻市、北上市などは前回よりも増加しており、このようなところからも喫緊の課題と言ってよい。

では、一関市はどのような対策を打っているかというと、「第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略(21~25年度)」を打ち出し、基本目標として①人が集うまち②次代を担う子どもを育むまち③安心して住み続けられるまちを挙げている。

ただ、この計画や目標もプロジェクトとしては進行形のようには見えるが、議論されてる中で具体的な施策にもばらつきがあり、方向性をひとつにして課題解決に向かうにはさらに時間が必要に感じる。記事の中でも「実効性が試される」との指摘があった。

今秋に実施される一関市長選には現職市長は立候補せず、新市長誕生がはっきりしている。このようなところからも今後の行政側の施策に注目が集まる。私も注視していきたい。


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