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2019年を振り返って


こんにちは。遠藤暁(@str_se)です。


もう2019年が終わって新たな年2020年を迎えました。

今年は東京オリンピックが開催されますね。


オリンピックのボランティアの募集の話がきたときは一秒で応募しないことを決め

チケットの抽選にもまったく興味を示さず応募しないことを決め


スポーツは好きなクセにオリンピックを「生で見ること」にはまったく興味を示さない遠藤です。


テレビの前かどっかのバーで昼間っからビールでも飲みながら呑気に観戦しようかなと。

一緒に飲んだくれながらオリンピックを観戦してくれるひと募集中です。



さて、2020年が始まったばかりのタイミングで一度2019年を振り返ってみようと思いました。

別にこれといった理由はなく、なんとなくこの1年間を省みて今年に生かしていきたいなと思った次第。


どういった形でこの記事を終わらせるかなんて考えず、とりあえず一筆書きみたいな感じでザーーーっと書いていきます。



初めて丸々一年を海外で過ごす


2018年の6月に青年海外協力隊としてボリビアに派遣されてからずっと、日本には帰っていません。

2019年は丸々1年間海外で過ごしていました。

1年間まったく日本に足を踏み入れなかったのは人生初。


ずっと海外にいると、日本とのギャップを痛感しまくり。

そのギャップは楽しめるものもあれば、「ふざけんな」とイラッとするものも当然あります。



2019年10月にはボリビア大統領選挙があり、それがキッカケで治安が悪化して一ヶ月以上自宅待機と一時避難の生活も送りました。


めちゃくちゃ大規模な集会が行われたり(下の写真の豆粒みたいなのは全部ヒト)

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とある広場の木が燃やされたり

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市民同士、市民と軍隊など、街のいたる所で衝突がおきて死者がでたり

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「運動会の徒競走のゴールテープかよ」っていうようなやり方で道路封鎖されていたり

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日本ではまぁ起こらないようなことが平気で起こっちゃう。

そういった意味で、デモとか道路封鎖もいい経験だったなと思います。


4月か5月にまた大統領選挙があるんですが、その時は平和に終わってくれることを期待しておきましょう。


丸々1年間海外で過ごして

ちょっとやそっとじゃ動じないメンタルが身についたり

小さいことでイライラしない空のような広さの心を手にいれたり

スペイン語力がそこそこ伸びたり。


でも一方で、海外特有(というかボリビア特有?知らんけど)のヌルッとした雰囲気、ダラっとした雰囲気に自分も汚染されて

自分に対する甘さ

自分に打ち勝てない弱さ

“なんとなくでいっか”と思ってしまうだらしなさ

を何度も露呈し、そのたびに自己嫌悪に陥ったりもしてました。



やっぱり人間は周りの環境とか雰囲気にめちゃくちゃ影響をうけるんだなーと、十分すぎるほど身をもって体験。


自分の意志なんてこれっぽっちも役にたちゃしない。


まぁそれが周りの環境のせいなのか、シンプルに自分の意志が弱いだけなのか、どっちなのかはわかりませんが。


でも周りの環境のせいにして片付けるのは簡単なので、どうせなら

自分の意思が弱いだけだろ!周りの環境の影響を受けやすいからしょうがないとかいって、結局逃げてるだけだろポンコツ!

と自分に喝をいれます。


周りの環境の重要性や影響力の大きさはもうわかりきった。

でもどれだけ周囲の雰囲気が自分に影響を及ぼすといっても、そんな周りの影響なんてものともしないくらいの「自分自身の意志の強さ」をこれから身につけていきます。



いきたい場所へいきまくった


協力隊が活用できる「任国外旅行」という制度を利用して、ずっといきたかった場所へいくこともできました。


小さい時になにか(テレビか本)で見てから一度は行ってみたかったマチュピチュ 。

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ルートを間違えてマチュピチュ一番の王道ルートを通れず、王道の景色を見損なうという失態も犯してきました。


ブラジルで開催されたコパアメリカの日本代表の試合を見に行ったり

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イグアスの滝もフィッツロイもペリト・モレノ氷河もいったし。

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未知の場所へいくのは面白いし、冒険心がくすぐられてワクワクしますね。
2020年もいろんなところへ行きます。



ひたすらサッカーと向き合った一年


ボリビアでサッカー隊員として活動しているので、そりゃ毎日サッカーと向き合うわけです。

一番下だと5才以下の子たちとサッカーをして、一番上だと自分と同い年くらいの選手たちにサッカーを教えて。

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いろんな年代の子供とサッカーを通して関われるのはありがたいなと。


ぼく自身が「サッカーを通してヒトとして大きく成長できた」と本気で思っているので、ボリビアの子供たちもサッカーという素晴らしいスポーツを通して立派に成長していってもらいたいなと思います。


若干の反抗期のU-13とかU-15の子供たちは、コーチの話を聞かなかったり練習にも真剣に取り組まなかったりして本気でイラつくことも1,000回くらいありましたが、それでも毎日顔を合わせると「サトル!!」って笑顔で挨拶しにくるので可愛い奴らだなぁと思ってしまうわけですよ。


スペイン語が完璧に話せなくたって、ボールひとつあれば一緒にサッカーなんてできるし自分がお手本としてやって見せればみんな理解してくれる。


そういった意味で、サッカーというスポーツに国境とか言語とか年齢の壁なんてないし、教えるときも手軽にできるから助かっている部分が大きいなぁと思いますね。


サッカーを通して培った絆は、これからも一生続いていくでしょう!



周りのヒトに恵まれてすぎている


丸々一年海外で過ごすなかで、そりゃあ少しは寂しい思いをすることもあるわけですよ。

でもその度に、周りのひとに恵まれてるなとつくづく実感するんです。


ちょっと会って少し話すだけで嫌なことなんて全部吹き飛ばしてくれるくらい明るくて面白い同じ街の隊員。

協力隊の任期を終えたあとの進路についていろんなアドバイスを提示してくれたり、いつもなにかと励ましてくれる同期の隊員

まるで家族のように接してくれる配属先の同僚たち

陰で支えてくれているJICAの職員のひとたち。


ちょっとやそっとじゃ返しきれないような恩を、惜しみなく与えてくれます。


今は恩を「もらう」「受け取る」機会のほうがおおい未熟な若造だけど、これから少しずつ「与える」割合とか頻度をおおきくしていけるような人間になっていきますね。


もらった恩、受け取った恩は必ず返しますので。

もう少し待っていてください。



なにがともあれ最高の一年でした


振り返ればキリがないしこのnoteにかけることなんて星の数ほどあるけど、全部書いていくわけにもいかないのでこの辺でやめておきます。


とにかく、2019年はめちゃくちゃ楽しかったし得るものも多かったですね。

いい一年だったことは間違いないし、自信を持って「最高の一年だった」と言い切ることができます。


自分一人でできることなんて限られていますが、多くのひとたちに支えられながら自分らしく突っ走ってこれた2019年でした。


2020年もいい一年にするために、惜しむことなく全力を注いでいろんなことに取り組んでいきます。




思いつくまま書き始めてここまでざっと書いてきましたが、うまくまとめられず。

着地を決めるのが相変わらず下手くそですね。


今年はしっかり着地ができるレベルまで文章力を上げていこうと思います。


ということで、2020年もよろしくお願いします!

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