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脱線

これまで独立までの準備をあれこれ記事にしてきました。

まだまだ書きたいことはあるのですが、ちょっと脱線した記事も。といっても学習塾や教育に全く関係ないものはこのnoteのテーマに合わないので結局それ系統の話にはなるのですが。

とはいえ、以下は全て僕個人の経験則と考え方で賛否両論あるのは承知の上です。ただ、この捉え方である程度「成功」したのも事実ですので参考程度に読んでください。

当初、教室展開を考えていたのですが、数年小学生~中学生を相手に塾をしていて、僕が起業して塾を作ったエリアはご家庭の感覚と実際の「大学受験」の感覚の乖離が激しいことに気づきました。

単純に言うと、中学校時代に高校進学後を見据えた「意識」の部分が育ってないのです。その割にご家庭は●●高校に合格したのだから大学は△△大学くらいのレベルには…といった具合。

そういったケースは高1から大きくコケて個別指導塾の餌食となるか、高3の夏あたりから「目覚めた」ように勉強を始め、予備校の餌食になり、結局意中の大学からずいぶんと志望校を下げざるを得ないことになります。

#真剣に大学入試を指導した先生ならわかってくれるはず

で、これある意味でビジネスチャンスだと思ったわけです。大学入試は地域でほとんど真剣に取り組んでるところがない(個別指導は例に漏れず浪人生まで受け入れているが、それなりの実績しか出せない。これについては起業前に個別指導の塾に勤めて、だいたい中身を知っているので機会があれば書きます)。ビジネスの話は本編に譲りますが、このことから大方向転換をしたのは間違いないです。

閑話休題

さて、先ほど述べた「意識」と何か

①不必要な(科目の)勉強はしない

②納得いくまで自習できる

この2つに尽きると思っています。

中学生は5科目すべて必要で、しかも5科目ともこなせる量なので全方位的な勉強ができ、「不必要な(科目の)勉強がある」という意識が育ちにくい。特に真面目な子ほど。

それから、②は旧帝や一橋など上位国公立や早稲田、慶應、GMARCHに一般入試で合格(もうありませんが、センター利用を含む)する生徒は必ずといってある意識です。

では中学時代にどのようにその礎を作るのでしょうか。

そう、それこそが大学入試の方向にシフトし、上手くいけた秘訣であり、その後数年にわたってブラッシュアップしたノウハウなのです。

#じゃあなんでやめたw

#自分ではどうしようもないことが起きたから仕方ない

ノウハウの詳細は本編で書こうと思っていますが、もし、大学入試までの指導を真剣に考え、保護者、生徒、そして実績の満足度を求めるなら上記2点をいかに早く身につけるかは生命線だと思って差し支えないです。

#あ、当然に塾への信用、信頼はMaxである必要があります

例えば、最終的に旧帝大に合格した教え子は高2で物理、化学は高校内容を終了し、高3の定期テストは「ノー勉」で受けていました。①の無駄な勉強はしない。の典型です。欠点さえとらなければいいので今更定期テストの範囲を確認してその範囲の復習をすることなどナンセンス。定期テストの前であっても大学入試の勉強を続けてましたね。もちろん高得点とってきます。そりゃ目指してる先が違うので、ぶっつけで受けても理系科目は得点が出ますし、出ないと旧帝レベルには受かりません。

また、難関私立大学(合格すると私大とはいえ、おお!となるレベルの大学)に進学した生徒は受験科目数が3科目であった(文系)ため、生物の点数は常に欠点ギリギリの低空飛行でした。

ですが、両者ともクラブをしながらそれ以外の時間は高1から常に勉強と格闘してました。そう②の実践ができていたのです。

もちろん例外もいます。ですがそういった天才肌の例外や中学受験で灘、開成、筑駒などに合格した生徒ではなく、普通の公立中学→公立高校から難関大学となると①と②を身につけた生徒は強いという肌感覚が強くあります。

上記すべての生徒は僕の塾で対応できない科目で予備校に通っていましたが、自塾で最後まで籍を置き、僕が指導できる科目は最後までお付き合いできた生徒です。

#偉そうにいって最後質問受付がほとんど

#でもその状態が正常だと思う

#ラスト数ヵ月の講義は本当にムダ。

もし、大学入試を1科目でも指導できるという方、独立を考えるならそれさえが強みです。ぜひ上手くその能力を活かす術を考えてください。

今回、校正などほとんどしておりませんので、殴り書きのようになってしまいまし。

では、今日はこの辺で。

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