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Canvaとも仲良くなりたい今日この頃【読書のキロク】

こんばんは、"もっちゃん"です。

以前、ChatGPTに関して、こんな記事を書きました。

生成AIの発展を受けて、危機を感じていながらも、一方で面白さも感じている私です。

今回取り上げるのは「Canva」です。個人的にまだあまり利用できていない感じもしていますが、この先非常に楽しみなツールでもあると思っています。

上の記事に続き、坂本氏の著書をもとに書いていきます。

◯今回読んだ本:『授業・校務が超速に! さる先生のCanvaの教科書』 著者:坂本良晶 学陽書房

ChatGPTの教科書よりも、こちらの方が前に出版されたものになります。

◯概要

Canvaが教師の仕事を変える!
配布物や掲示物、さまざまな学級ツールが超カンタンにつくれるようになる! 
授業で子どものアウトプットにも使える! 
このCanvaを使った超時短な仕事ノウハウを一挙公開!
いま、先生たちの間で人気の高いアプリ「Canva」。
本書はCanvaを使ってどんなことができるのか、
どんなものを作れるのか具体的にたくさんの事例を紹介。
とても素敵なデザインのものがすぐ作れる
Canvaの魅力、使い勝手がこの1冊でわかる!

上記ホームページ「この本の内容」より引用

書いてあること、そのままだと思います。まさに教科書のような形で、学校現場のあらゆる場においてのCanvaの活用事例が書かれていました。

“必要に応じて本書を手に取り参照する”
といった形が、一番使いやすいかもしれない本だとも思いました。

◯雑感

今年度から著者の坂本氏がCanvaに移られたことから考えると、比較的思い入れのある著作なのではと感じています。

実際、読んでいて、ChatGPTに関するものよりも内容的な厚みを感じました。
(むしろこれと比べてChatGPTが内容的に薄くないか…?)

逆に、本書は内容的にもバリエーションに富んでおり、活用場所もイメージしやすいように思いました。

私も本書を片手にCanvaをいじりながら読み進めていました。その際にこれまで気づいていなかった機能に気づいたり、とても勉強になりました。

◯個人的なCanvaの利用に関して

ところで、自分の学校ではCanvaを活用していなかったので、私は個人でアカウントを取得し利用していた程度です。

ご存知の方は見ればわかるかと思いますが、本記事のヘッダー画像もCanvaを用いて作成したものになります。

教員であれば、教員免許のコピーを送信するだけで、Canvaの機能をフルに使うことができます

これはとてもありがたいことです。まだ使ったことのない方は、お試し程度でも良いので、ぜひ使いはじめてみていただきたいと思います。

◯学校でのCanvaの利用について

学校で活用できるように進めている自治体もかなり多くなってきているようです。政令指定都市も含め、県内の比較的大きな中心市から導入が進められているように感じています。

こういうときにフットワークが軽い自治体というのは良いですね。

これって、自治体単位で動かなければならないことなのか。それとも学校単位で導入できるものなのか。
ICT関係はその辺がかなりブラックボックス化されていて、怪しくて仕方ない。

それはさておき、
私の勤務校では”ロイロノート”を含め、googleのサービスを利用していました。

それではできず、Canvaでのみできることといったら…
実はそんなにない!?
というようにも思いました。機能的には大差ないかも。

ただ、個人的に大きな差も感じてはいます。
挙げるとすれば…

①使い勝手の良さ
②豊富なテンプレート、デザイン素材

でしょうか。個人的には"②”に関してはとても大きなことだと思います。

何より、そのテンプレートや素材を「生徒が安心して利用できる」ということ。
そのプラットフォームを提供しているという点で、Canvaに軍配があがるかなぁと思います。

「生徒が安心して利用できる」ということはとても大きい。
もはやタブレット端末やPCを駆使して何か創作しようというときに、子どもたちの力は教員の力を上回りつつあるように思います。

道具が整っていれば、子どもたちはとても素敵な完成度の高いものを作ってきます。それが可能になるという点で、私も導入を希望します。

導入の際には…

本書を片手に参照しながら活用していきたいと思います。


そんなことを考えた1冊でした!

Canvaはいろいろなテンプレートもあり、作っているだけでなんとなく楽しくなるものです。
ぜひ活用してみてください!


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