見出し画像

ChatGPTと仲良くなりたい今日この頃【読書のキロク】

こんばんは、"もっちゃん”です。

最近ではAIに仕事を奪われてしまうのではないかと恐れています。

ChatGPTをはじめ、たくさんのAIにお世話になっている現在、その脅威に怯えている次第です。

お互いを淘汰していくのではなく、なんとか共存という形で私自身しがみつきたい一心でいます。

そんな中読んだ1冊です。

◯今回読んだ本:『教師の仕事がAIで変わる! さる先生のChatGPTの教科書』 著者:坂本良晶 学陽書房

Amazonのページで申し訳ありません。

その界隈では非常に有名な坂本良晶氏による本です。
ChatGPTの指南書は多々あるかと思いますが、学校現場ということを考えた時に、これが入りで良いかなぁ〜と思って購入してみました。

なお、坂本氏はnoteでも見つけたので、ついフォローしてしまいました。

◯概要

あらゆる仕事をAIにまかせる実践事例がわかる!!
教師の仕事も、教育も根幹から変える可能性をもつ生成AI。
とりわけ一大ブームとなったChatGPTについて、
その使い始め方から具体的な仕事での使いこなし術までが
この1冊でわかる! 
Chat GPTに授業案を考えさせ、
アウトプットの叩き台を作らせ、
表計算や、複雑な調整案づくり、
文書の校正・チェックまで、
さまざまな仕事をさせる具体的事例を網羅!

Amazon商品紹介より引用

ほぼほぼ、すぐにでも実践可能な例をたくさん紹介してくれている本です。
初めてChatGPTを使う、という方でも簡単に利用できると思います。
この本を参照すれば。

◯雑感

まさに「教科書」といった感じで、広くChatGPTの活用事例を見ることができました。

私自身、けっこうChatGPTを活用している方だと思っていましたが(教員の中では)、“こんな使い方もあるのかぁ〜”と学ばせていただきました。

本書は2024年2月が初版ということで、比較的新しい段階で読むことができたように思います。

びっくりするくらいAIの発達は早いと思っているので、興味がある方は早めに本書も読んでおくと良いと思います。

1年後には、よりスゴイものになっている可能性もあるので、
今活かせるところに活かしていく
というスタンスでいかないと、取り残されてしまうかもしれません。

◯学校現場での活用について

ちょっと知らないところなのですが、多くの学校では校務パソコンでChatGPTをどこまで使うことができるのでしょうか?

個人アカウントでログインするわけにもいかず、課金するわけにもいかず、どのように校務で利用しているのか、気になるところです。

自分としてはかなり回りくどい使い方をしているようにも感じています。

最近ではフリーで使える部分も大きくなり、かなり活用しやすくなっているようにも思います。

ChatGPTの利便性と、こうした諸事情との間で揺れ動く自分が非常にもどかしく感じているところです。

活用の仕方とか、”学校ではここまでできていますよ”とか、そのあたりの具体的な情報がけっこう欲しいところです。

◯個人情報の問題

自分が本書を読んでいて、一番気をつけたいと思った点は「個人情報の扱い」です。

いろいろな情報が処理できるあまりに、いつか個人情報の問題が生じてしまうのではないかと懸念しております。

漏洩まではいかなくとも、そもそもChatGPTに何かしらの個人情報を含むものを入力することは抵抗があります。というか、やってはいけないと思います。

その線引きが自分の中で明確にできるようにしてから、有効に利用していきたいと思いました。

◯おわりに

とはいえ、便利すぎてもはや私の生活の中に位置づいているChatGPTです。

支配されているのではなく、協働している、と信じたい。

いつまでもこのくらいの関係を維持できるように、今後とも私も精進していきたいと思います。


そんなことを考えました!

ちなみに、著者の坂本氏は現在canvaの方に移っているようです。

こんな記事も書かれていたので、ご紹介します。

公立の学校の教員をやりながら、スゴイなぁとただただ感心させられるばかりです。


私の自己紹介はこちらから。


この記事が参加している募集

#わたしの本棚

18,378件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?