トラウマ(恐怖)と『難病』の関係
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『ある女性と和尚の話し』
(女性)
和尚さん…
私は、小学三年生の時に、「病気」になって詳しく調べてみたら「下垂体…・・・」正常に「ホルモン」が分泌されない病気で、『難病』指定されて、それから薬を飲み続けているんですけど、この『難病』も私の「心ちゃん」が、創っているのか調べてもらいませんか…？！
(和尚)
いいですよ…
たぶん「心ちゃん」だと思いますよ…！
「正常にホルモンが分泌されないとは…」
あなたは「腸内環境」が悪いんじゃないですか…？
もしかしてあなたは極度な「便秘」じゃないですか…？！
(女性)
そうです。
「一週間」出ないのは当たりまえで、だいたい一ヶ月に「三回」ぐらい行けば良い方ですかね…！
(和尚)
それ異常ですよ…
私は、一日に三回以上は行きますよ…
(女性)
えっ…私は異常なんですか…？
私は、小学生の時から、こうですから別に異常だと思っていなかったです。
(和尚)
そうですか…
もう何となく分かりました。
小学三年生から、その「難病」が発症したんですね…！
その頃に、何かあなたの中で「大きいショックな事件」が無かったですか…？
(女性)
「大きいショックな事件」ですよね…？
記憶にないですね…！
(和尚)
それじゃ…
あなたは、人前で「お漏らし」したことは、ないですか…？
(女性)
あっ…あります…！！
小学三年生の時に、教壇の前で「お漏らし」しました。
それも人前で…
その後、どうしたのかも覚えていません。
ほとんど記憶が飛んでいます。
「お漏らし」したのは、かすかに覚えています。
(和尚)
そうですね…
あなたは、「お漏らし」した時に、「心が解離」してしまって、記憶から離してしまったんです。
その時の「恥ずかしさ」と、「どうしていいか分からなくて」無意識に反応で解離して、その時の恐怖が「トラウマ(恐怖)」になってしまったんです。
あなたの「心ちゃん」は、いつ「だだ漏れ」するのか「恐怖」で、暗闇で縮こまっているんです。
それからあなたは、トイレを我慢するようになったんじゃないですか…？
(女性)
はい…そうですね…
トイレは、コントロール出来ないと思っていますね…！
今朝も、なにげなくスマホで、「紙おむつ」を見ていました。
これを履いたら安心だと…・・・
見ていたのは「心ちゃん」だったんですね！
なんか恥ずかしくなってきました。
(和尚)
あなたの難病は、小学三年生の時の「お漏らし」のトラウマ(恐怖)で、トイレを我慢することで極度な「便秘」になってしまったのが原因ですね…
それじゃ…一緒にそのトラウマ(恐怖)を消しましょうか…
はい…「心ちゃん」出てきて…・・・・
・・・・・・・・・・・
はい、終わりました。
今度、しっかり病院で検査してみてください。
数値が変わっていると思いますよ…！
(女性)
分かりました。
ありがとうございました。
なんだか今トイレに行きたくなって来ました。
エピローグ…
その晩と翌朝も、しっかりトイレに行ったそうです。
本人は、奇跡と言っていました。
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