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自分自身を無自覚に裁いていると窮屈になるというお話。

あなたは、どんな人が嫌いでしょうか。
あなたは、どんな人が苦手でしょうか。

読み進める前に、その要素を少し挙げてみてください。

傲慢、ワガママ、不真面目、人の話を聞かない、
不誠実、優しくない、・・・等々。

色々ありそうですね。

仕事関係でも、友人関係でも、ママ友でも、パートナーでも、
日常生活の中で、人間関係はついてまわります。

全員と気が合うなんてことはないでしょうし、
時に気に食わない人や苦手だと感じる人も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

さて、嫌いな人、苦手な人の要素はいくつか挙がりましたでしょうか。

はい、

嫌ですよねそれ。

ムカつきますよねそれ。

そうすべきではありませんよね。

・・

・・

・・

そうすべきではない。

あなた自身、自分自身をその戒律で裁いていませんか。

傲慢はよくない。
調和的であるべきだ。

ワガママはよくない。
人の気持ちに寄り添うべきだ。

不真面目はよくない。
真面目に勤勉にあるべきだ。

人の話を聞かないのはよくない。
人の話に耳を傾けるべきだ。

不誠実はよくない。
誠実であるべきだ。

優しくないのはよくない。
優しくあるべきだ。

そんな感じで、型にハメて、自分を抑え込んでいませんか?

もしくは、その型の中で取り繕ってい演じることをしていませんか?

人間は、
自分自身を裁く無自覚の戒律で、相手をジャッジしています。
裁いている自覚・戒律を握っている自覚がないことがほどんどです。

それが故に、瞬間的に、裁いています。

自分自身を裁いている戒律で、相手も裁いているのです。
裁くというと物騒な感じもしますが、
ゆるく言うなら、ラベルを貼るという感じでしょうか。

無自覚な戒律に反応して生きていると、
自分も相手も窮屈にします。

初対面の人と会った時に、自分を演じる感じとか、
自己紹介のシーンで、なんとなく、カッコつける感じとか、
その時の感覚って少しぎこちなく、窮屈になりませんか?

握り込んだ戒律の「型」にハメようとしているからこそ
起こる窮屈さでもあります。

それなら、我儘でいいのか、優しくなくていいのか?

「我儘がいいわけないじゃないか!」
「優しい方がいいに決まってる!」

と言いたくなるのは、わかります。
我儘になろうとか、優しくしなくていいんだと言いたいわけではありません。

「優しいをやっている」のか 
「優しい」のか

「優しい」のか
「ただそうしている」のか。

優しいを"やっている"時、
無自覚の「都合」に影響されています。

いい人に見られようという都合
怒られないようにしようという都合
嫌われないようにしようという都合

そういった下心の上に咲く「優しい」の花は、
造花のようなものです。

我儘に振る舞うのも「都合」に影響されています。
優しいを振る舞うのも「都合」に影響されています。

これは現象としての顕れは違えども、
似たようなものなのです。

都合から自由になった時、輝きを放つ花が咲く。

「優しいをやっている」のか 
「優しい」のか

「優しい」のか
「ただそうしている」のか。

私が囚われている「都合」を自覚して、
あらゆる都合から自由になってきた時、

「優しい」と「ただそうする」

この区別がつくようになります。
「優しい」の中にわずかに含まれる化学調味料にも気が付き
「ただそうする」をしている私に成っています。

成ろうとすることなく、成っている。

そこから顕す顕れは、
意図せずに、周囲を照らし、
意図せずに、周囲を緩め、
意図せずに、周囲を広げます。

花は人を癒そうという意図はありません。
ただ、そこに在る。

人が自然に癒されたくなるのは、
意図に塗れた社会に疲れているからなのかもしれません。

できる限りの都合を降ろせた時、
その顕れ全てに輝きが顕れてくるように思います。

そこはからは、どうやっても
傲慢、ワガママ、不真面目、人の話を聞かない、
不誠実、優しくない、・・・等の顕れは出てきようがありません。

その第一歩として、
自分自身を裁いている無自覚の戒律と向き合ってみるのも
悪くないのではないでしょうか。

このnoteを読んでくださっている方は、
窮屈なのは、もう散々やったと思います。
自由にいきましょう。

自覚の道でお待ちしております。
向き合いましょう。


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