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「足るを知る」は「足らぬを知らぬ」から、 そして、足る、足らぬから自由になる。

このtwitterへの投稿にも書いたように、
「足るを知る」は欲を持たず、謙虚に分相応の暮らしに感謝せい!みたいな感じの現状に満足せよ!というニュアンスで使われることが多く、正直いうと、私はこの論調にはいつも気持ち悪さを感じていました。

 ですが「足りない」と思っている自分をよく見てみると、その不足感は自らがつくり出した妄想(理想)の姿があり、そこから引き算して見ているから、不足が存在できることがわります。

 私は仕事柄、色々な人の相談に乗ることがありますが、人の悩みに向き合ってみると驚くほど「不足」が多い。
・恋人が不足 ・能力が不足 ・時間が不足 ・お金が不足 ・美が不足 ・やる気が不足 等

 次に多いのが この「不足」のベクトルが相手に向く。
・恋人、旦那、妻、子供のこれが不足
・上司、部下これが不足
・あいつのこれが不足 等

 これらは全て妄想からの引き算で生まれており、さらには、その不足感の影響をモロに受けているから、イライラ・モヤモヤなどの不満が発生しているのがわかると思います。

 自ら理想の姿を妄想でつくり出し、そこに達していない現実に不足感を感じ、その不足感の影響を受けて、不満が蓄積する。無自覚ながらも自作自演のコントがここでも展開されていることがわかります。

欲を持つなとは言わないが、妄想だと知っておく。

 「では、理想を描くなというのか?」という反論も聞こえてきそうだが、そうは思わない、自分のなりたい自分を描く妄想は楽しくもある。だが、それはあくまで妄想であるわけで、無いものを嘆いたり、誰かを妬んでいる暇があるなら、動けばいい。

 貯金が100万円だとする。
「100万円しかない」でも「100万円もある」でもなく
「100万円がある」だけなのだ。余計な色や重みをつけずにそのままを知ればいい。何かで200万円必要ならあと100万円を調達すればいい。
稼いでもいいし、クラファンでもいい、親に泣きついてもいいし、借金してもいい、方法は山ほどある。

そこに、嘆きも妬みも必要ない。ただやればいいのだ。

お金に限らず、今の能力が10で、12の能力が必要なら、ただ動いて2を追加すればいい。劣等感を感じる必要もない。そんな暇あるなら、動けばいいのです。動けないのは、余計な妄想をしているからに過ぎません。

 足る、足らぬの影響を受けない私になるには、
あるがままをそのまま見ることが必要不可欠です。

何か不足を感じた時には、よく自分と向き合ってみることをお勧めします。
色々と内側でやらかしているはずです。


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