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精神科で大学を休学するための診断書をもらいました
精神科での診察の内容
大学を休学(ゆくゆくは退学の予定)するための診断書を精神科でもらってきました。案外診察はあっさり終わりました。
まず診察室に入ってから、希死念慮があることと家族との関係が悪くなっていることを伝えました。
希死念慮があるということで新しく抗うつ薬の一つであるジェイゾロフト25ミリを処方されました。ジェイゾロフトは前にも自分で輸入して飲んだことがありますが、そこまで気持ちが前向きになる感じはしなかったので今回も不発に終わる気がしています。
そして家族との関係が悪くなっているということで、入院をしたい旨を伝えると、ひとまず今回は様子を見て来週以後にまた決めようという話になりました。
おそらくそこで調子が戻っていないのであれば入院が決定するのでしょう。今は家族と距離を置きたいという気持ちが強いので入院を希望するつもりです。
また、大学を休学したいということも伝えて診断書をもらってきました。病状はうつ状態ということで書いてもらいました。
精神科は患者の気持ちに寄り添ってくれるところではない
改めて今回の診察をしてもらって思ったのは、精神科医は患者の気持ちにまで寄り添ってくれるわけではないということです。
精神科医はあくまで目の前の患者の病状に対して薬を処方するだけです。ただ淡々と症状を聞き出して対処する。さらに患者の希望があればそれに対応するだけです。
なぜなら患者の気持ちの変化が、脳内で起こっている脳内神経伝達物質のせいだと考えているからです。そこには患者に心から寄り添って考えることは時間の無駄だという考えがあります。
精神科の診察は5分以上診察しても保険点数が同じなので、できるだけ診察時間を短く済まそうとしているのでしょう。あくまでそこにあるのは淡々とした事実を伝えるだけの面接だけで、人間的な交わりは存在しません。
話を聞いてもらいたい時はカウンセラーを頼ろう
仮に医者に話を聞いてもらいたいとしても、あくまで医者もビジネスで行っていることなのでそこまで長く話は聞いてくれないし、傾聴のプロなどでは決してないのです。
だからこそ精神的につらくて話を聞いてもらいたい時はカウンセラーを頼ると良いでしょう。病院の中にそうしたカウンセラーが常駐している病院もあるし、大学や会社にカウンセラーに相談できる仕組みが存在するときもあります。
私が以前所属していた国立の大学では、学生相談室というところがありました。そこで何回か相談した時がありましたが、そこでの対応は医者への相談とは異なるものでした。
自分の現状を話して、現在の課題を明確にする。その上で課題をどうクリアしていったら良いのかを相談しながら決定していくという具合でした。
カウンセリングの限界
ただ結局のところ、課題が明確になるまでは手伝ってもらえますが、実際にその課題をクリアするのは患者です。カウンセラーが問題解決してくれる訳では決してありません。
私がカウンセラーに相談したときは、次回の面談までの目標を設定していました。ある時は就職に向けてアルバイトに行ってみるとかそんな感じの目標を立てました。
しかし、そのときもうつ状態がひどかった自分はアルバイトに行くことさえも怖くなって結局アルバイトに行くことができずに次の面談を迎えてしまいました。
その時のカウンセラーのガッカリとした顔は今でもはっきりと覚えています。私もガッカリさせたくてアルバイトに行けなかったわけではありませんが、結局は患者自身が頑張らないとカウンセリングの意味もないのでしょう。
カウンセリングで行うのは認知行動療法と言って、患者自身の物事の捉え方を行動によって変容させていくという治療法です。これはあくまで行動ありきのものであって、いくらカウンセラーに話を聞いてもらっても行動しなければ現実は変わりません。
精神科の利用の仕方
医師による診断やカウンセリングも含めて、精神科の利用の仕方としては、あくまで治療してくれるのを受け身で待っているのではなく、自分で積極的に治療法を提案していく必要があるでしょう。
例えば、障害年金や生活保護を取るために入院治療を利用したりすることがあげられます。一般的に入院治療をするとそれだけ症状が重いということになって、福祉を受給しやすくなります。
精神科に行ってさえいればそれだけで勝手に自分の人生が良くなっていくことはあり得ません。精神科を最大限利用して自分の人生をどのようにより良い方向に変えていくかという戦略が必要です。
もちろん、精神科を受診している時点で精神的に辛い状態にあるわけで、治療戦略を自分で考えるのはとても難しいでしょう。
だからこそインターネット上にある福祉を受給するための戦略などを学んでそれを実践したら良いと思います。
少なくとも私が実践した戦略などはnoteで共有していくのでそれを読んでもらったら良いと思います。
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