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お稽古や習い事に通わせるだけでは子どもに「考える力」は身につかない

プログラミングやアート教室など、お子さんに論理的思考力や多様な感受性をつけさせようと、さまざまなお稽古や習い事に通わせているご家庭も多いと思います

耳の痛い話になってしまいますが、お稽古や習い事、探究型の教室などに通わせるだけでは、子どもに「考える力」は身につきません

どんなに高いお金を出して外で子どもに「考える力」の芽を植え付けてもらっても、家庭で親が旧来の価値観や考え方で子どもに接しているのであれば、芽は育つどころか摘み取られてしまうからです

保護者が「子どもに身につけさせたいこと」

学習塾を経営する新興出版社啓林館の調べによると、小学生〜中学生の子どもを持つ保護者が「子どもに身につけさせたいこと」の上位結果は以下のようになっています

1.コミュニケーション力
2.自分の意見を持てる力
3.自分の意見を人に伝えられる力
4.新しいことに挑戦する力
5.新しいアイディアを生み出せる力

お稽古や習い事、探究型の教室などで上記の力の芽を植え付けられた子どもが、家に帰って以下のような環境だった場合をちょっと想像してみてください

1.ゆっくり話をする時間がない ☞コミュニケーションできない
2.親が子どもに考えを押し付ける ☞自分の意見を持たせてもらえない
3.親が子どもの話に対して「言い訳」「口ごたえ」と言う ☞自分の意見を伝えさせてもらえない
4.親が世間体を気にする ☞新しいことに挑戦させてもらえない
5.親が成功事例しか取り入れない ☞前例がないから新しいアイディアは取り入れてもらえない

書いているだけで、もう、悲しい気持ちになってきました。。。

 そして同じ調査で、小学生〜中学生の子どもを持つ保護者のなんと90.4%「自分が教わる機会がなかったことを子どもたちには学んで欲しい」と答えています

「子どもに身につけさせたいこと」は実は9割以上の親が自分が教わる機会がなかったことだというのですから、子どもにかける期待は相当なもの

親が教わる機会がなかったことだからこそ、専門家に頼って子どもにだけは身につけさせたい...とさまざまなお稽古や習い事に通わせるのですね

しかし残念ながら、自分が教わったことがないだけに、子どもが外で身につけた「考える力」の芽を思いがけず家庭内で摘み取ってしまう...というとても残念な悪循環を起こしているご家庭も少なくありません


先日も少しお話ししましたが、発達心理学では成人が無意識に行う判断のうち8~9割が「親のものまね」という研究結果が出ています

子どもに「考える力」を身につけさせるには、お稽古や習い事の先生に任せきることはできないのです

子どもの自己肯定感と考える力を育てる具体的な声かけや質問で、家庭こそが子どもの「考える力」の芽を育てる場所になる必要があります


「折れない心」で問題解決する子を育てる家庭教育プログラム

Satori式アート思考子育ての体験会を開催!


体験会では、Satori式アート思考子育ての3つの柱のひとつである
「子どもの考える力を伸ばす質問」を実際に体験していただきます

親が質問を転換させることで子どもに「考える道筋」をつけ、頭の中の情報を整理させるため考える力を伸ばすことができるものです

子どもは自分の意見に自信が持てるため自己肯定感も高めることができます

体験会の開催概要は以下の通りです

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1月17日(水) 10:00〜12:00
1月18日(木) 10:00〜12:00
1月19日(金) 10:00〜12:00
1月20日(土) 10:00〜12:00
1月21日(日) 10:00〜12:00
1月22日(月) 10:00〜12:00
1月23日(火) 10:00〜12:00
各回定員:3名会場:オンライン(zoom)
体験参加費:1,000円

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お子さんの自己肯定感や考える力をどのように育てればいいかお悩みの方はぜひ体験会にご参加いただき、家庭で繰り返し実践してみてください

きっとお子さんの成長を感じられるはずです✨


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