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ピケ引退

こんにちは。

本日も快晴で、気持ちが良いです。


今朝、バルセロナファン、スペイン人、世界中のサッカーファンに衝撃がありました。

ピケの引退。

30以上のタイトルを獲得し、シーズン途中にも関わらず、まさかの引退。

年齢的には、35歳、36歳らへんなので、引退は近年考えていたことだとは思いますが、

まさかのシーズン途中。

先日のインテル戦でのパフォーマンス不足は叩かれましたが、

彼らしい素晴らしいパフォーマンスを残してくれた試合も多々ありました。

今シーズン終了後に、何らかの動きがあると思っていただけに、衝撃です。

日本時間だと明後日の早朝がラスト試合になるそうなので、

リアルタイムで、目に焼き付けたいと思います。

下部組織出身で、生粋のクレとしてのピケのプロキャリアは、

マンUから。

そこで、試合にはあまり出れずでしたが、たくさんのことを吸収したのでしょう。

数年後、バルサに戻り、バルサとしてのキャリアをスタート。

プジョルやマスチェラーノ、近年ではウムティティやラングレなど、

ベテラン、中堅、若手と組みながら、バルサで数々のキャリアを作り、

歓喜も悲劇も、全て経験しました。

プジョルと組んでいた時が一番印象的で、

闘志ガッツ溢れるプジョルと、背がすらっと高く、足元が抜群に上手く、スマートな印象のピケは、プジョルからたくさんのことを引き継いだのでしょう。

長年活躍し続け、昨年は特にまた素晴らしいパフォーマンスを見せた印象です。

年齢もあり、元々のスピードのなさもあり、

強豪相手は、ミスやポカもあり、叩かれることも多かったですが、

持ち前の読みの鋭さや攻撃参加の厚みは素晴らしいものがありました。

ピケという選手は、私の中で、足元が最も上手いDFの選手の第一人者だった気がします。

もっといたかもしれませんが、ピケの足元のうまさは、グアルディオラ然り、たくさんの監督が重宝していました。

そして、ピケといえば高身長を生かした、ヘディングは大きな強みなっており、相当チームを助け続け、それは守備面だけでなく、攻撃面でも発揮してくれました。

また、スピードがない分、読みの鋭さは素晴らしいものがありました。

それと、ピケを語るに大事なことは、相手への挑発や口の軽さでしょう。笑

セルヒオ・ラモスとよくやり合っていましたが、それもパフォーマンスの一つとして、ファンを楽しませてくれました。

バルサのDFのアイデンティティは、ここ10年は、確実にピケでしょう。

プジョルという素晴らしい選手からバトンを引き継ぎ、見事数々のキャリアを作ってくれました。

スペイン代表でも、W杯優勝、ユーロ制覇、素晴らしい結果を残し、

ピケの過去の実績と比類する選手は、少ないでしょう。

バルサというチームだけでなく、スペインにとっても、とても寂しい引退になりそうです。

このシーズン途中、ケガのわけでもなく、急遽な引退は、おそらくバルサを思ってのことでしょう。

近年のバルサの財政状況と、W杯に入り数ヶ月のリーグ中断、冬の補強、

ピケは、自分が引くことで、年棒を軽減させ、冬の補強をしやすくし、

さらに、怪我をしたCB3名がW杯後戻れることを見越し、

このタイミングがベストだと考えたのでしょう。

現在バルサには、5名のCB、ピケ、アラウホ、クンデ、エリガル、クリステンセン。

アラウホ、クンデ、クリステンセン、3名が怪我という緊急事態でもあり、エリガルもケガの恐れがある状況で、ピケは最後頑張ってくれました。

シーズン開始は、ずっとベンチなのもあり、コンディション調整は難しかったでしょう。

ピケが引退しても、4名のCBがいて、頭数もあり、安心できることも、理由の一つでしょう。

アラウホ、クンデの若手CBがこれからのバルサの中心となり、クリステンセン、

さらに、ピケと似た経緯を辿った、エリガルに、ピケの精神を引き継いで欲しいなと思います。

エリガルはマンCからスタートし、バルサに出戻り。

カンテラ出身で、バルサ愛に溢れた選手。

足元のうまさは、ピケを抜きますが、高さや早さが足りない。

彼がここから、一皮二皮向けると、ピケのような偉大な選手に近づくでしょう。

アラウホもカンテラ出身ですが、ピケの光景はエリガルでしょう。

ただ、DFの柱はアラウホがなってもらわないと。カンテラ出身で、高さも早さもある、足元が唯一弱点ですが、これは鍛えれば改善するでしょう。

CBが安定しない日々にピケが支えてくれました。

ここ数年のバルサのタイトル獲得できてない日々は辛かったかと思いますが、

これからの若手が創り上げてくれるでしょう。

なぜそこに、ピケがいると、相手のゴール前にたまに顔を出し、FWさながらのゴールを決めるピケが本当に大好きでした。

引退は寂しいですが、今がベストタイミングでしょう。

彼の意志を引き継ぎ、バルサのCBの新たな道を若手が示してくれることを楽しみにしたいと思います。

ピケ、本当にお疲れ様でした、そして、ありがとう!!!

グラシアス!!!

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