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サッカー関連2024(プレミアやリーガなど雑記)

こんにちは。

2023−24シーズンも終盤を迎え、ブンデスやプレミアは終了しました。

リーガも、残り一試合、残留争いはありますが、優勝はマドリーが決め、もう終了の匂いです。

全リーグを見ているわけではなく、全チームも追えないので、リーグは二つに絞ります。

一つがプレミア、一つがリーガです。

ちなみに、プレミアは、ハイライトのみチェック、たまにアベマの無料のみ見るくらいで、深い知識はありません。

リーガは、バルサ好きのクレのため、バルサの試合は、全試合チェック、他はたまに、というレベルです。

ではまず、プレミアから。


プレミアリーグ

近年、資金の大幅な流入により、集まる監督や選手のレベルで言えば、世界一でしょう。

上位チームだけでなく、下位チームも魅力的で、プレースピードや強度も高く、世界一タフなリーグでしょう。

そして、そんな厳しい争いの中、マンチェスターシティが最終節の勝利で、優勝を決め、見事4連覇を達成しました。

今季、プレミアMVPの、フォーデンの見事な2ゴールはまさに今季を象徴しているでしょう。

ハーランド、グリーリッシュ、ドク、ベルナルドシウバ、フォーデン、アルバレス、デ・ブライネの前線に、

ロドリ、コバチッチ、ウォーカー、ルベンディアス、アケ、アカンジ、ストーンズ、グヴァルディオル、、、

まさに最強のメンバー。

そこに、世界最高の監督の声もある、グアルディオラが率いるとなると、隙がありません。

素晴らしいチームですが、曰く付きなのは周知の事実。

115件の財務違反疑惑が見つかり、2024年の秋ごろから裁判が始まるとのこと。

これがどうなるかで、全ての評価は変わるでしょう。

どう違反したのか詳細はここでは省きますが、

これだけ、優秀な選手をかき集めていれば、お金の違反があるのは不思議ではないですね。

まだ疑惑のため、追及はしませんが、1チームだけ、優勝し続けるのは、そのリーグ自体が面白くなくなります。

今年のプレミアは、この裁判次第で、変わるでしょう。


そんな曰く付きの優勝になったプレミアだが、

アーセナルは素晴らしい戦いを示し続けました。

最終節まで優勝の可能性があり、最後は勝ち点2ほど足りなかった。

アルテタ監督の元、チームが一つになり、今季のMVPは、ライスでしょう。

総額190億円と言われる金額で買取、相当なプレッシャーがあったでしょう。

チームを支えていた中盤のジャカが抜け、怪我がちのトーマス、組み立ては素晴らしいが、守備に難があるジョルジーニョ。

そんな中、攻守に抜群の安定感を示し、ワールドクラスの実力を示し、チームの絶対的な柱になりました。

昨季は、守備でCB2人の怪我や冨安の負傷もあり、守備の面での失速が明らかでした。

今季は、怪我人はいましたが、守備面で大崩れすることはなく、優勝争いを最後まで戦えました。

守備ではなく、今季は、攻撃の面での頼りになる選手が不足していた印象です。

両WGのサカやマルティネッリは、充分な数字ではありますが、あともう一皮剥けて欲しいなと思います。

トロサールはジョーカーとしても立派な数字を出し、アーセナルの攻撃の武器となりました。

CFは昨季はジェズスが活躍してくれましたが、今季は怪我もあり、低迷。

そこを、新戦力のハヴァーツが見事フィットし、高さという新しい要素も入れ、魅力的なCFとなりました。

が、もう1人ほど、速さ、もしくは高さ、決定力など、秀でた戦力があれば、今季の優勝を狙えたハズです。

エヌケティアはまだ足りないなと思います。

主将であり、ゲームメーカーのウーデゴールは益々円熟みを増し、軸として大きな中心に君臨してきました。

「あと、もう少し。」

それが、今季のアーセナルでしょう。


3位のリバプールにも触れておきます。

攻守に安定感が不足した。

これが、今季のリバプールの象徴となる言葉です。

ただ、これも当然で、中盤はメンバーが刷新され、前線もまだ固定しきれず、後ろは怪我人も増え、難しいシーズンの中で、

新戦力をフィットさせ、若手を抜擢し育て、3位まで順位を上げたクロップの手腕を褒めるべきでしょう。

特に、日本人である遠藤がどこまで通用するか、見どころでしたが、逆風の風を物ともせず、粘り強く使い続け、見事、レギュラーとして活躍しました。

遠藤選手の努力はもちろんですが、クロップ監督の使い方が秀でていたのは言うまでもありません。

ファビーニョ、ヘンダーソン、ケイタ、ミルナー、チェンバレンがチームを離れ、

マクアリスター、ソボスライ、グラーフェンベルフ、遠藤という、4名の新戦力。

序盤こそ、不安定でしたが、遠藤がピポーテに固定されてからは、マクアリスターが自由に動き回れ、魅力が発揮されました。

ソボスライもジェラードのようなミドルシュートを放ち、来季に向け期待が高まります。

守備も難しい試合はありましたが、一番は、攻撃でしょう。

サラーの不振、怪我人続出、ヌニェスの外し過ぎ問題、組み合わせも含め、安定感を書き、決めきれない試合も増えました。

ここにテコを入れるのは、間違いなく、現メンバーの放出、左右WGの補強も含めて、来季は動きは多そうです。

そして、なんといっても、クロップ監督の退任。

これは、本当に感慨深く、日本人、みんな大好きです。

リバプールでは、南野、遠藤という2選手を活躍させてくれ、世界的な評価を高めてくれました。

南野は現在、モナコで活躍中です。

本当に本当にお疲れ様でした。

来季、新監督になるリバプールがいちばんの注目でしょう。


最後に、少しだけ他のビッグ6にも触れておきます。

トッテナム、チェルシー、ユナイテッド。

トッテナムは、絶対的なエースケインが抜けた穴をソンフンミンやリシャリソンなどで埋めましたが、順位は5位でCLを逃しました。

来季は新戦力含め、どう戦うか要チェックです。

チェルシーは、補強ガチャをしすぎて、訳がわかりません。

よく6位まで上がれたなという印象です。

あんなお金をどかどか使い、長期契約を若手と結ぶ、フロントのやり方は肯定しづらく、応援しづらいです。

メンバーも若手ばかりで、安定感がなく、来季はチアゴシルバも去り、生え抜きのギャラガーの放出の噂もあり、話題は尽きなそうです。

ただ、唯一の光明は、「パーマー」でしょう。

シティからの移籍でしたが、ポテンシャルを十二分に発揮し、若手最優秀はもちろんです。

バロンドールも狙える素質を発揮し、来季はさらに化けるか注目です。

最後に、ユナイテッド。

名門で好きなチームですが、ファーガソン政権が変わってから、監督がとにかく安定しません。

選手は、多額な移籍金で良い選手を確保していますが、活かせていない。

今季は、8位と最悪な結果に終わりました。

守備が崩壊し、最大139億円と、高額で取ったアントニーも1G。

サンチョは、監督との不和でドルトムントにレンタル。

守備は、リサンドロマルティネスの長期離脱が最大の誤算でしたが、マグワイア、ヴァラン、リンデロフと全て要求以下の活躍で、来季は少なくとも2人以上は、即戦力が必要でしょう。

監督交代も当然で、メンバーの刷新が大事ですが、

光明となったのは、下部組織からのメイヌーの存在でしょう。

彼がチームに長期で残れば10年以上安泰するくらいの逸材で、ユナイテッドも下部組織に重きをおくと、流れが変わるかもしれません。

来季は復活して欲しいです。

また、エメリ率いる、アストン・ヴィラは見事でした。4位でCL圏内確保。素晴らしいです。

今シーズン、プレミアのサプライズでしょう。

来季は、シティの財務違反の行方、新生リバプール、生まれ変われるかユナイテッド。

ここら辺が大きな見出しになるでしょう。


書きたいことがありすぎて、ついつい長くなってしまいました。

ではリーガは短めに。

レアルの優勝、新たなバロンドーラー「ベリンガムの君臨」

これが今季のリーガの象徴じゃないでしょうか。

若干20歳ながら、ピッチに君臨した隙がない皇帝。

エムバペ、ハーランド時代がネクストかと言われていた時に、

彼が大きく君臨しました。

いちばんの衝撃は、クラシコでの、逆転2ゴール。

衝撃的なミドルシュートに、裏抜けの見事な動き。

まるで、レアルファンがメッシにやられていたような、最後の最後に試合を個人でひっくり返せる存在。

19G6Aと見事な結果を示しました。

また彼のポテンシャルを引き出した、アンチェロッティ監督が見事でした。

ベンゼマが抜けた穴をFWで埋めずに、ベリンガムを自由にさせることで埋める。

ヴィニやロドリゴも最初は2トップが難しそうでしたが、うまくフィットし、

チャンスメイク、得点と、2人で34のゴールとアシスト。

中盤は、クロース、モドリッチはやはり健在で、安定感抜群のバルベルデ。

さらに、カマヴィンカとチュアメニはピポーテだけでなく、左SB,CBと、見事なマルチぶりを見せ、

怪我人続出の守備を支えました。

守備のMVPは、リュディガーが、チェルシーからフリー移籍で安価な獲得に大きなお釣りが来る、1年間の鉄人ぶりと守備の強さ。文句なしです。

また、攻撃は、ホセルとブラヒムが見事アクセントになり、重要な試合で活躍し続けました。

会長のペレスの選手獲得、監督のアンチェロッティの選手起用。

どれも世界一でしょう。

敵ながらあっぱれです。

来季はエムバペが満を時して、レアルに加わるとのことで、恐ろしいですね。

ただ、こういう外国籍のスター選手、スター候補選手を集めるチームは、ある意味勝って当然で、スペインのチームだが、スペイン人がほぼいません。

下部組織も含めて言うとごくわずか。カルバハルやホセルくらい。

対するバルサは、下部組織も多く、スペイン人も多数です。

スペイン代表が好きな自分としても、バルサは必然的に応援します。


続いて、バルサ。

シャビ政権で、今季は2位を「確保」できました。

課題が噴出し、難しいシーズンでもありました。

こちらは、財政難で、世界的にもレベルが低い会長の中で、よく戦ったというのが、感想です。

攻撃は、シーズン前半は圧倒的不調のレバンドフスキ、途中出場のみ活躍するフェラン、うだつが上がらないハフィーニャと厳しい試合でしたが、

レンタルのWジョアン、カンセロやフェリックスがポイントで活躍し、

バルサの今シーズンのMVPである「ギュンドアン」の活躍のおかげで、勝ち点を重ねられました。

ギュンドアンは、アシストも9で数字も残し、クラシコでの得点や、チャンスメイク数は群を抜き、素晴らしい活躍でした。

彼がいなければ、崩壊していたでしょう。

シーズン後半は、レヴィが復調し、ギウやロッキが得点し、ハフィーニャも順調に数字を重ね、ヤマルという16歳のカンテラの宝が実力を発揮しました。

中盤は、フェルミンの活躍がグッドニュース、ペドリとデヨングの怪我離脱がバッドニュースです。

守備では、怪我人続出でカンテラの17歳を起用せざるを得なくなり、それが大成功だったという。

CBクバルシの台道により、チーム状況は一変し、守備の安定感を取り戻し、

クリステンセンのピポーテ起用を可能にし、後ろからのビルドアップもレベルが上がりました。

後ろは、クバルシ、真ん中は、フェルミン、前は、ヤマル。

このカンテラからの三人の活躍に、全体のMVPのギュンドアンのおかげで、2位を確保できました。

ただ、課題は多いシーズンで、左SBのカンセロの守備、若手に過度依存のスカッド、怪我人の多さからフィジカルコーチの変更など、必要な要素は多いでしょう。

来季は、大怪我から、バルデ、ガビが戻り、守備面での不安は大きく減るのではないでしょうか。

レアルに勝つためには、補強は必須ですが、監督の変更もできればして欲しいのが本音なところ。

シャビは辞任したが、会長が引き留め、留任し、会長がシャビを辞めさせるという謎ムーブがメディアで話題です。

本当に首にしたなら、会長が辞めるべきでしょう。

レアルに2連敗、ジローナにも2連敗。これは恥ずべきことです。

新監督がどうなるか、実物です。


最後の最後に、サプライズジローナ、安定感のアトレティコについて。

ジローナ見事でした。

3位でしたが、優勝争いもし、来季は大きな期待です。

3強の牙城を崩し、4強になれば、盛り上がります。

寂しいのが、ソシエダ。

CL出場し、躍進したにもかかわらず、今季は、寂しい限り。

久保はそろそろ、国外に出るタイミングかもしれません。

CLにこだわれば、場が狭まりますが、リバプールやユナイテッドなど、右WGを渇望しているビッグクラブは多いので、出るのもありです。

CLは、ドルトムントvsマドリー。

ドルトムントが優勝し、ロイスの有終の美を飾り、美しい勝利で終わって欲しいです。


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