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異能力に名前をつけてみる。

今朝の夢の話です。

半分寝てるような半分起きてるような
そんな状態で夢の続きを考えていました。

当然夢なんてのはいい加減なもので
今日の夢はアニメのような、
異世界転生ものみたいな感じでした。

自分は一回死んでるのですが、
まあその後も何故か話が続いていて、
なんか不思議な能力がある。

とりあえず体が浮く。
飛ぶ、というわけでもないんだけど、
なんか浮かんで移動ができる。

今思っても大した能力でもないんだけど、
そん時は何となくその力に
名前をつけなきゃいけない気がして、

まあ夢ですから勘弁してください。

とにかく技のネーミングをしなきゃと
思ってしまったわけです。

夢の中でもネーミングとか言ってるのは
職業病かもしれませんが、

どうにもかっこいい名前が思いつかない。
そもそも浮かぶだけなので、
かっこいいわけがないんですが。

で、考えてたら急に思いついて、
あ、これは「ふ」だと。

技の名前が「ふ」って何なんだ、と
今は思うんですが、

そのときはもうこれは「ふ」しかない。
そう確信しました。

「ふ」という文字、言葉の持つイメージって
実はすごくはっきりしていて、

いや、はっきりしていない、ってことが
はっきりしてるんですが、

ふ、と現れたり、

ふ、と消えたり、

マイナスを、ふ、と言ったり、

ふわっと浮かんだり、

何でこの一文字はこんな役割を
持ってるんだろう、と思います。

そもそも「ふ」という文字、
見た目もふわふわしています。

いくつかの断片が
不規則に浮かんでいる。

真ん中はニョロっとしている。

なんかはっきりしない。
不明瞭です。

自分が描いた感覚を言葉にするなら
これしかない。と思い、

「ふ」と笑って目が覚めました。

ふ、と口に出してみると、
空気が頼りなく抜ける感じで、
技の名前を叫んだところで、
力は出ないな〜と思ったりして、

目が覚めた後は、
何とも言えない不思議な気持ちに
なりました。

そう言えば麩という食べ物も
掴みどころがないですね。

食感も味も、
でも出汁の味が染みると
美味しかったりする。

「ふ」は意外にふかいです。


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