小泉聡 satoshi

【元レースラフティング世界チャンピオン】 プロレースラフティングチーム「テイケイ」に…

小泉聡 satoshi

【元レースラフティング世界チャンピオン】 プロレースラフティングチーム「テイケイ」に所属。 2011-2023までプロレースラフターとして活動。 2011年、2023年世界選手達優勝。 8シーズンキャプテンを歴任。 2023年10月に現役引退。 コーチとして新しい挑戦が始まる。

最近の記事

日本代表練習会

今日は来月ボスニア・ヘルツェゴビナで開催されるIRFラフティング世界選手権へ出場する日本代表チームの練習会に参加。 講師として代表チームの競技面でのサポートをさせていただいた。 言語化出来ない技術もたくさんあり、 まだまだ勉強不足を実感したが、現場に出ないとわからない発見があるのが醍醐味だ。 今回は世界選手権には自分は不参加だ。 彼らが無事にレースを終えて帰ってくるまで、まだまだ自分にやれる事はある。それをやる。 何より、 自分は心底ラフティングが好きなんだな、と感じた

    • 情熱と賞味期限?

      最近はよく選手と人生観についての話をよくする。 やりたい事をやる人生とは? 将来のビジョンなど。 昔、ある人から言われた印象的な言葉で 『やりたい!と思った時がやる気MAXな時だから、それを見逃すな』。 まさにその通りだと思う。 自分のやりたい事は時間と共に当たり前だが変わる。 変わらず継続していく中で微妙に変化する事もある。 私自身、21歳から昨年までラフティング選手として世界一になる!と燃えていたが、 今はコーチと言う立場でチームを世界一にする事に燃えている。

      • 自信が確信に

        2021年の夏から冬にかけて『テイケイジュニア』と言うチームを指導した。このチームは有志で集まった学生チームでラフティング世界選手権2022で23歳以下部門で優勝を狙う、と言う目標のもと結成された。 静岡大学、早稲田大学、上智大学から合計4名が参加してくれた。 自分が人集めから、強化まで全てをした最初のチームになる。 4人が集まったのは2021年9月。 代表選考会は2021年11月末。 時間が無かった。 ライバルは当時学生チームの中では群を抜いて強かった一橋大学ストローム会だ

        • 新チーム 初の海外遠征

          今日はニュージーランド遠征最後の練習。 川漬けの18日間が終了。 練習をサポートしてくれたWade,Frans,Paulに感謝したい。 昨年の10月からメンバーの引退もあり、 新しいチーム(平塚でフルタイムでトレーニンする選手)での初めての海外遠征となった。 2012,13,17,20年と私は縁合ってかNZ、特にロトルアにはよく訪れる機会がある。 今回は様々な川を下り、カヤックにもチャレンジして選手達はラフターとしても人間的にも成長している。 平塚で活動する選手は皆若い

        日本代表練習会

          ニュージーランド遠征

          現在ニュージーランドに来ております。 朝から晩まで川にどっぷり鍛えられて、若い選手達は良い成長を見せております。

          ニュージーランド遠征

          教え 

          最近は自分が強くなる、速くなる時間から、 強くなりたい、速くなりたいと願う若者と話をする機会が増えた。熱量のある若者からはいつも刺激をもらい、自分の熱量アップに繋がるからありがたい。 私は運が良い事に素晴らしい教えを授けてくれた師匠が数名いらっしゃる。 その教えの一つに、 『天才はすぐに結果を出す。努力を続けたやつは最後に結果を出す』。 スポーツには確かに才能、センスは存在するが、それが=結果とは限らない。 時間がかかっても結果が出るまで努力できる、粘れる事も立派な才能

          カヌースラロームセンター

          昨日は東京都江戸川区にあるカヌースラロームセンターで合同練習会を開催。 今年は私達のチームは世界選手権へ出場しない。若い選手が多い今、とにかく経験値を高める施作を打つのが私の仕事だ。 この冬選手達は非常にハードなトレーニングをこなしてきている。体力の伸び率も凄まじい勢いだ。エースの中野も昨年も大活躍だったが、現状に満足せず進化が加速している姿は頼もしいものだ。 3/31-4/19はニュージーランドに遠征。 流水スキルを存分に上げていこう。

          カヌースラロームセンター

          明日は日本代表選考会

          吉野川に来て早三日。明日から始まる日本代表選考会の準備をしている。ワイヤー張ったり、ブイ浮かべたりと基本体力作業。 代表選考会に出ないのは初めて。 そしてその運営に携わるのも初めての経験だ。 この日のために努力してきた選手達により良い舞台を用意したい気持ちはしっかりあるので、明日からハードワークする。

          明日は日本代表選考会

          パドリングライフ

          今日は休日だったので、 横浜国際サップマラソンに参加。 22km楽しく漕がせていただき、人生初の前腿が攣る経験をした笑 横浜には学生時代に4年間住んだ思い出の町と言う事もあり、以前から気になっていたイベントだったので念願が叶い嬉しい。 自分自身、この10数年は結果を追い求めてキチキチに漕いで来たが、今年はパドリングライフ楽しもうと思う。

          パドリングライフ

          率先垂範

          先日、若きラフティングチームのキャプテンをしている方からメッセージが来た。 『キャプテンをするうえで大事にしていた事は?』。 私は8年間プロチームのキャプテンを務めさせていただいた。非常にありがたい経験だ。 私が大事にしていた事は、 『率先垂範』。 まず自分がやる。 先頭に立っつ先にやる。 行動する。考える。実行する。 行動すればあれこれ失敗するし、矢面に立つ日もあるが、それにビビっていたらチームは前に進まない。

          日本レースラフティング協会

          今日は理事会の日。 昨年10月から日本レースラフティング協会の理事の1人として仕事をさせていただいている。 2週間に一度、理事会を開き様々な議題を話し合う。メンバーは10年以上の付き合いがある仲間なので阿吽の呼吸で分かち合える部分もあるが、中身のある議論を出来ていると私は思っている。 私が理事をやっている理由は一つ、 『今、そしてこれからレースラフティングをする人達が最高にこのスポーツを楽しんで欲しい』。 自分は18歳から35歳までレースに沢山出させていただいた。だか

          日本レースラフティング協会

          giftな人

          今日は夕方に辻堂へ。 用事が済んでJR辻堂駅に向かうと電車がかなり遅延していた。 それ自体は問題無いので駅内をブラブラしていると小さい蕎麦屋を発見。大人が5-6人入ると満席になるサイズだ。お腹も減っていたのでお店に入り蕎麦をいただく。非常に美味しい。 帰り際に蕎麦屋のおばちゃんが、 『駅のホームは寒いから、寒かったら戻って休んで良いからね。白湯飲んで温まってね』。 この人はいつもgiftしてるんだなーと思った。 次、辻堂駅に行く時は必ずまたおばちゃんの蕎麦を食べに行くよ

          充実とは

          現役生活を終えた今も運動はしている。 側から見たら『トレーニング』に見えるからも知れないが、今やってるのトレーニングには入らない。あくまで運動。健康のためのダイエットだ。 それに運動をした日のお酒は美味い。ご飯も美味しく食べたいので、やはり運動は不可なのだ。 私にとってトレーニングは徹底的に自分を追い込み、日々自分に打ち勝つ事。健康とは程遠い作業になる。 それにはしっかりとした目標意識と気持ちの準備がいる。 私にとって『プロレースラフティング選手』でいると言う事はそう言う事

          コーチLIFE 四ヶ月目

          昨年11月からコーチとなり、新しい生活がスタート。 日々選手達の練習を見ているが成長が凄い。 単純なフィジカルレベルは昨年のチームはすでに突き放している状態。 今シーズン、彼らがレースで暴れるのが楽しみでしかたない。

          コーチLIFE 四ヶ月目

          心について〜メンタル編〜最終章

          メンタル編。最後は準備の量と質について。 文字通り、その目標となる試合にどれだけの熱量を注いで来たか?またその準備が目標達成に効果的だったか?の二つ。 いくら予測(経験値)、体力、技術があっても言わば『ぶっつけ本番』ではちょっとした事でメンタルは侵食される。 もっと言うと準備をしてない人は上記の三つの要素のどこかしらが欠ける事がほとんどだ。 私の引退レースは後輩達のチームとの一騎打ちの戦いになった。彼らは自分達の実力を冷静に判断し、予測と技術では私達(世界選手権優勝メン

          心について〜メンタル編〜最終章

          相模川で漕ぐ!

          第二回相模川フラットォーターシリーズ。 皆さまありがとうございました!

          相模川で漕ぐ!