今、振り返ると。

今日はオフ。
ゴールデンウィーク最中なので近場のカフェで読書をするのが最高の休日。

先日ある選手から質問があった。
『聡さんは13年の選手生活で1番伸びたシーズンは何年の時ですか?』

どの年も色々な経験があり一概には言えないが、
私の感覚的な回答として、2011年と2015年だろう。

2011年は選手一年目。チームは世界2連覇に向けて
スタートしたシーズンだった。前年4人乗りで日本ラフティング史上初の世界チャンピオンになった先輩4人は継続し、私ともう一名を加えて6人乗りで世界一を目指す事となる。
今でも覚えている『306日』と言う数字。
私が選手になり世界選手権まで与えられた日数だ。
明らかに戦力的に足を引っ張っている私は焦りと恐怖で狂っていたと思う。勝てなければ自分が原因だ、と。

そんな緊迫した日々を送り切り、迎えた世界選手権(コスタリカ)では出せる全ての力を出した。

最終的にはチームが一丸となり世界一を勝ち取り2連覇を果たす。

この期間、
厳しく鍛えていただいた先輩達には本当に感謝している。新人だから、と甘やかされていたら自分の限界値を引き上げる事は不可能だったと思う。

今の自分が
経験が少なく、実力が足りなくても目標に向かい自分のやるべき事をやり切る。
決めた事を、やろう。
そうすれば道は拓けるのだと感じた1年であった。

2015年についてはまた記載する。


2011年世界選手権コスタリカ 閉会式にて


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