自信が確信に

2021年の夏から冬にかけて『テイケイジュニア』と言うチームを指導した。このチームは有志で集まった学生チームでラフティング世界選手権2022で23歳以下部門で優勝を狙う、と言う目標のもと結成された。
静岡大学、早稲田大学、上智大学から合計4名が参加してくれた。
自分が人集めから、強化まで全てをした最初のチームになる。
4人が集まったのは2021年9月。
代表選考会は2021年11月末。
時間が無かった。
ライバルは当時学生チームの中では群を抜いて強かった一橋大学ストローム会だ。
2ヶ月で日本代表選考会を勝ち抜かないといけない。
テイケイジュニアの4人には過酷かつ的を絞った練習を課した。本当によく頑張ったと思う。
結果は2位で選考会は勝てなかったが、1位の一橋大学が辞退したので繰り上がりで2022年の世界選手権に出場し、世界2位の成績をおさめた。

私が指導出来たのは2021年の代表選考会までで、
おおもとのテイケイチームの都合により私が指導する事が不可能になった。最後まで彼らをサポート出来なかった事は今でも申し訳なく思っている。

彼らは最初は自信もあったり無かったりの選手だったが、日々の試練に立ち向かい成功体験を得る事で確信に変わっていった。世界選手権後に平塚で会った時は初めて会った時とは別人の『男』の顔になっていた。

自信をもとに行動し、結果を得て確信に変わる。

彼らから学んだ事を久しぶりに思い出した。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?