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毎日情報に触れているのに知識が深まらないのはなぜか?”読んだ本の差で人生は変わる”読書する人だけがたどり着ける場所

【今日の本】


「読書する人だけがたどり着ける場所」

齋藤 孝著 SBCreative 2018年

❶[3セレクト]

①読書が人生の深みをつくる


いつの時代も、読書は素晴らしいものです。思考力を伸ばし、想像力と豊かにし、苦しい時も前進する力をくれる。自己を形成し、人生を豊かにするのに欠かせないのが読書です。
その価値はずっと変わらないのですが、あえて「いまこそ」と言いたいと思います。

*全国大学生活協同組合連合会による学生生活実態調査。53.1%が1日の読書時間を「ゼロ分」」と答えている。

②ネットで文章を飲むことと、本を読むことは違う


ネット上の情報を読むのと、読書とは行為として全然違います。ネットで文章を読むとき、私たちは「読者」ではありません。「消費者」なのです。「これはない」「つまらない」とどんどん切り捨てて、「こっちは面白かった」と消費していく感じです。
消費しているだけでは積み重ねができにくい。浅い情報は常にいくつか持っているかもしれませんが、「人生が深くなる」ことはありません。「読書」は体験なのです。体験している時の脳と近い動きをしていると言う話もあります。体験は人格形成に影響します。自分1人の体験には限界がありますが、読書で擬似体験をすることもできます。読書によって人生観、人間観を深め、想像力を豊かにし、人格を大きくしていくことができるのです。実際の体験を何十倍にも生かすことができるようになる。

③読書する人だけがたどり着ける「深さ」とは


「深い人」「浅い人」その違いは教養です。教養とは、雑学や豆知識のようなものではなく、自分の中に取り込んで統合し、血肉となるような幅広い知識です。カギとなるのは、物事の「本質」を捉えて理解することです。バラバラとした知識がたくさんあっても、それを総合的に使いこなすことができないのでは意味がない。単なる「物知り」は「深い人」ではないのです。深い人になるには、読書ほど適したものはありません。本を読むことで知識を深め、思考を深め、人格を深めることができます。

+①


一流の認識力の持ち主の本を読むと、私たちの認識力も磨かれる
剣豪・宮本武蔵の代表的な著作「五輪書」は、世界でも広く知られている兵法。武蔵は「60回以上勝負をして負けなし」と言う剣術の達人ですが、強さの秘密は類稀なる剛力や豪快さではありません。熟練工のように剣術を吟味し、工夫を重ね、最高の技を生み出していることです。そして、剣術という具体的な技を追求することを通して、悟りの境地への筋道をつけている。日々の鍛練によって、一切の迷いがなくなり、晴渡った青空のような境地に至ることを目指している。


❷[エピソード]

 
西郷隆盛は、多くの本を読んでいました。特に影響を受けたのは、「言志四録」。流された島でも、これを熟読し、特に心に残った101の言葉を抜き出し、常に読み返していたと言います。座右の銘としていた「敬天愛人」もそこから生まれたもの。常に本を読み自らを培っていた。


❸[今日からのアクション]


偏りのない読書を実践。それにより、多角的思考を伸ばす。


【来週開催イベントのお知らせ】
・3/17本日より開催!
毎日の質問に答えてあなたの価値を高め、自分をアップデートする!「価値を磨くチャレンジWEEK」
・3/19〜開催!「引き寄せオンラインファスティング合宿」
・3/20【春分の日】『読書コーチングプライベートコーチング生募集説明会』開催
・3/23 オンライン読書会開催!「フォーカル・ポイント」(4名)
・3/24 『つい、頭がぐちゃぐちゃになって感情が乱れてしまうひとのための思考の整理術』オンラインセミナー


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