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2021年3月の記事一覧

労働時間を半分にして、生産性と収入を倍にする思考術「フォーカル・ポイント」

【今日の本】フォーカル・ポイント ブライアン・トレーシー著  ディスカバー・トゥエンティワン 2009年 約10年ぶりに本棚から取り出して読んでみた。 “人生を上昇気流に載せる決定的一冊” 知識労働者かいになってきたことで、「仕事量や労働時間を増やすことにより成果を増やす」というやり方では、うまくいかなくなっている。過去の常識のまま動いてしまうと、どんどんうまく行かないスパイラルに! 人生での成功や目標達成、そして幸福実現のための最も重要な原則は、 “もっとも大切なポイン

「具体⇆抽象」トレーニング 思考力が飛躍的にアップする29問

【今日の本】 「具体⇆抽象」トレーニング 思考力が飛躍的にアップする29問 細谷 功著 PHP 2020年 ❶[3セレクト]①具体と抽象とは? 具体と抽象は相対的な概念。対比によって「どちらが具体で、どちらが抽象化か」決まるもの。例えば、「大きい」とか「小さい」という言葉は、「何に対して」かを定義しなければ、決定できない。人間の世界の中での具体と抽象の間の議論も、動物の世界からすれば全て相当抽象的な話になっているはず。動物たちは、本なんか読んだり他人と会話なんかしている間に

毎日情報に触れているのに知識が深まらないのはなぜか?”読んだ本の差で人生は変わる”読書する人だけがたどり着ける場所

【今日の本】 「読書する人だけがたどり着ける場所」 齋藤 孝著 SBCreative 2018年 ❶[3セレクト]①読書が人生の深みをつくる いつの時代も、読書は素晴らしいものです。思考力を伸ばし、想像力と豊かにし、苦しい時も前進する力をくれる。自己を形成し、人生を豊かにするのに欠かせないのが読書です。 その価値はずっと変わらないのですが、あえて「いまこそ」と言いたいと思います。 *全国大学生活協同組合連合会による学生生活実態調査。53.1%が1日の読書時間を「ゼロ分」

最速で経済的自立を実現する方法

【今日の本】 最速で経済的自立を実現する方法 「FIRE」 グラント・サバティエ著 朝日新聞出版 2019年 ❷[3セレクト] ①お金と時間のトレードオフ 将来投資に回すための資金をもっと稼ぐために、今日どれくらいの時間を差し出すのかを決めるのは、あなただ。 毎晩ネットフリックス を見たり、外で遊んでおきながら、数百万ドルを稼ぐことはできない。余計なことは、辞めよう!大切なことだけに集中するのだ。喜びをもたらさないもの、やる「必要」がないものであれば、すぐに辞めてしまおう。

「与える人」こそ成功する時代『GIVE&TAKE(ギブアンドテイク)』

【今日の本】 GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代 アダム・グラント著 三笠書房 2012年 人には、「ギバー」(与える人)」「テイカー(受け取る人)」「マッチャー(バランスを取る人)」がいる。3つのタイプの本質的な違いを理解するためには、それぞれのタイプの“意図”と“行動”を時間軸でみると良いそう。ポイントは、ギブとテイクのどちらが先に来るかということらしい。 ❶[3セレクト] ①GIVE&TAKE テイカーの目的は「テイク」にある。何でも自分中心に考え、自

リクルートで教え継がれ、業界を超えて通用する秘伝のノウハウを大公開!「数字で考えるは武器になる」

【今日の本】 『数字で考えるは武器になる』 中尾隆一郎著 かんき出版 2019年 いまビジネスマンに必要なのは”数字で考える力” 経営者やマネジメント職にこの話をすると、大きくうなずいてくれます。 彼らは、「数字で考える」習慣があるからです。経験的に「数字で考える」重要性がわかっています。 【数字で考えることができるといいことは3つ】 ①リーダーシップが発揮できる  ②儲けるセンスがある人材になれる ③常にインプット(時間やお金など)をに対するアウトプット(成果)を意

ノーリスク・ハイリターンの時間術「レバレッジ時間術」

【今日の本】 ノーリスク・ハイリターンの時間術 『レバレッジ時間術』 本田直之著 幻冬舎 2007年 10年以上前に購入して読んだ本だけれど、内容は今も全然色褪せてない。 この本は、 ・いつも「忙し忙しい」と言っている人 ・いつも「いっぱいいっぱい」の人 ・一生懸命やっているのに成果が出ない人 ・コツコツやることができない人 ・面倒くさがりやの人 ・怠け癖のある人 ・物事が続かない人 のための本 ❶[3セレクト] ①あなたがいつも忙しい理由  何よりも一番高く着くのは時

今の働き方いつまで続けますか?24時間すべてを自分のために使う「タイムマネジメント 大全」

【今日の本】 24時間すべてを自分のために使う 『タイムマネジメント大全』 池田貴将 著 大和書房 2021年 今の働き方いつまで続けますか? 今すぐ働き方を変えたくなる!科学的に「自分の時間」を増やす方法の全て もう、「他人の期待に応えるため」に時間を使うのはやめよう! 「汝の時間を知れ」(マネジメントの父、ピーター・ドラッカーの言葉) 時間の使い方を把握することは、何よりも「自分を知る」ことにつながる。 ❶[3セレクト] ①「今の生き方をいつまで続けるんだろうか?」

印象に残る人と残らない人との違いは、ブランドにあった!より少ない労力で有料顧客を手に入れ、ライバルに打ち勝ち、莫大な収入をもたらす秘訣とは?最強のビジネスツール「自分ブランド」を作り出す『パーソナルブランディング』

【今日の本】 最強のビジネスツール「自分ブランド」を作り出す 「パーソナルブランディング」 ピーター・モントヤ 著 東洋経済新報社 2005年 本書には、著者が2日間30万円で開催しているパーソナルブランディングセミナーの内容が書かれている。 本書は、コンサルティングやセミナーの経験から生み出されたパーソナルブランディングの構築とコンセプトと方法の集大成であり、12ヶ月で集中して鍛え上げることができる。 先日、「経営者の3つのわからない」というものを聞いた。 ・自分が

カエルを食べてしまえ!

【今日の本】 『カエルを食べてしまえ!』 ブライアン・トレーシー 著 三笠書房 2019年 なぜ人はどうでもいいことから先にやってしまうのだろう? 朝一番に、生きたカエルを食べるようにすれば、その日の最悪事はもう終わったと安心して過ごすことができる *カエルとは・・あなたにとって最も難しく重要な仕事で、今やらなければどんどん後回しになってしまうもののこと ・第一原則:もし二匹のカエルを食べなければならないなら、醜い方から食べよ。 ・第二原則:もし生きたカエルを食べなけ

「言葉にできるは武器になる。」外に向かう言葉だけではなく、内なる言葉に目を向ける。それが、言葉を鍛えるルール。

【今日の本】 『言葉にできるは武器になる』 梅田悟司 著 日本経済新聞社 2016年 【この本を手にとった経緯】 長い間、自分の気持ちや伝えたいことを文字で表現する際に、 何か決まった型で書くことに苦手意識を感じていました。 「テンプレート」を使えば使うほど、伝えられなくなるもどかしさ。 この本に出会い、霧が晴れました。”言葉にできないの”は、テクニック以前の『内面の問題』だと気づかせてくれた貴重な本です。 “外に向かう言葉だけでなく、内なる言葉に目を向ける。それが、言

記憶力が最強のビジネススキルである

【今日の本】 『記憶力が最強のビジネススキルである』 宇都出 雅巳 著 かんき出版 2017年 人生を変えるために本当に必要なものは、すでに自分の「記憶」という形で存在している。記憶力をフル活用すれば、望む世界への扉は開かれる! 記憶にコントロールされて、不平不満だらけの人生を送るのか? それとも、記憶をマネジメントして自ら人生を切り開いていくのか? ネットに依存する「記憶の外部化」は、あなたの考える力を奪う。 意識的に未知の世界、異なる世界に視野を広げていくことを

「やればできる!」の研究「MINDSET」マインドセット

【今日の本】 「やればできる!」の研究 MINDSET(マインドセット) キャロル・S・ドゥエック 著 草思社 2016年 あなたがもし可能性を発揮できずにいるとしたら、その原因の多くは、”マインドセット”にあると言ってよい。 人生を変える最強メンタルの作り方! この本は、 「自分が“どれだけ凄いか”を証明するために消費する人生なんて馬鹿馬鹿しい」 「言い訳する人生なんてかっこ悪い」 「人の可能性は無限大」 そう思わせてくれた本で、自分の生き方や考え方、そしてあり

御社の「売り」を小学5年生に15秒で説明できますか?

【今日の本】『御社の「売り」を小学5年生に15秒で説明できますか?』 松本賢一 著 祥伝社 2008年 ビジョンそのものが自分自身の中から生まれてきたものでない限り、 それは借りてきた猫のように大人しく、実現へ向けて動くことすらないでしょう。 「他人にはできて、自分にはできない」のは当然のこと。 他人とあなたとは、考え方も、感じ方も、すべてが違うからです。 人の価値観の中に、自分本来の生き方など存在しません。 ”独自のウリ”(メッセージ)をみつける本でありながら、自