仕事だけに生きてたら、うつ病になって無職になった

田舎で生まれ育ち、東京に憧れた。
テレビの中で見る東京という世界で生活したいと憧れていた。

最初は、親の力を借りて上京した。
アルバイトで過ごしていたので、生活が難しくて実家に帰ってはお金をためて上京してまた実家に戻ってきては、上京しての繰り返しだった。

30歳を過ぎたときに、アルバイトや派遣社員のままだとまずい。と、やっと真剣に思えるようになり、ラッキーな事に好きな会社に正社員として働けることになった。

好きな環境で、幸せだなと思える部分と
人間関係や仕事内容に、がっかりしたり
クセが強い人たちだらけで本当に人間関係の事件ばかりおこりつらかった。
上司とは、自分より大人でしっかりしてる人と思い込んでたのがこの会社で、上司も先輩も同じ人間でやばいやつはたくさんいる。その中の生き残りが集まる。やばいやつが抽出された人間関係。
そんな感じだった。

いつも、人間関係と環境を天秤にかけて我慢してた
そんな時に、うつ病の前兆は現れていたけど体の不調だったので体調が悪いんだな。年齢かな。ストレスあるもんな。と、思い込んでいた

だからか、土日はずっと寝ていて疲れが取れないから遊びにも行けない。友達とも遊ばなくなって仕事だけの生活になっていた。

アルバイト、派遣社員、契約社員、正社員という働き方の違いにかなりのコンプレックスがあり
もちろん、給料や福利厚生が違うし正社員が一番よかったけど
本当は、仕事をしたいわけではなくて
正社員としてずっと働いて上を目指したいわけではなくてそれなのに、世間的に30歳を超えたら正社員じゃないとダメだ…と思い込んで
自らをつらい状況に追い込んでいたのかもしれない。

生活するにはお金がいるから、働く。
そんなスタンスだったのに、世の中の理想に近づこうとしていた。それができないとダメ人間だと思い込んでいた、

うつ病で、通院も休職も会社に迷惑かけるとできなかった。なんで、そんなに会社のためにって思えたのか。ここで、休んだらせっかくの正社員生活がなくなるし、会社からダメ人間だと思われてしまうのが怖かった。

だから、自分がうつ病だと信じたくなかった。

年齢やひとりで生活してるのか?実家なのか?結婚してるのか?で、生活はどうするのか心配になると思うけど、健康が一番大切だ。

というか、適当に働くのが一番。
真面目に、会社のためにと本気で思っちゃう人はうつ病になりやすいと思う。

せっかくの人生、楽しくやりたい事をやって笑えるのが一番。
自ら、苦しい選択をしなくていいと思う。

週5〜6日働くのが、正社員だと普通だけど
そんなのにとらわれなくていいと思う。

たぶん、私はもう週5〜6で8時間働くことはできない
体を壊したのもあるし、メンタル的にも出来ない。
今まで当たり前に疑問もなく出来てたのに
それさえ、出来ないし自信がない。

仕事だけに真面目に取り組まなくていい。
健康を失ってまで、その人間関係や会社に振り回されなくていい。


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