攻めの採用とは?エージェントをその気にさせる具体手法。(知らないとできません)
わたなべさとみです。
経営者の味方|採用支援をしています。
世の中に溢れる
採用に関する経営者さん向けの情報って
・攻めの採用が必要
・優秀人材を獲得するには人事と膝を突き合わせて・・
みたいな内容がたくさんあります。
では
攻めの採用って何でしょうか?
社長は人事と膝を突き合わせて何を語ればいいのでしょうか?
結局、具体的に何をどうしたらいいか?
具体例を挙げていきたいと思います。
①レスポンスは1時間以内
エージェント時代
特に紹介に注力していた企業様がいくつかありました。
※エージェントには
日々、数十〜数百件の紹介依頼がきます。
売り手市場の市況と
エージェントの業務工数上
注力企業は絞らざるを得ません。
そんな中
わたしが注力させていただいていた
上位5社の企業様の特徴は、スピード感がある企業、です。
人材ご紹介後
書類通過連絡をほぼ1時間以内に回答くださいました。
選考スピードって
エージェントにとってめちゃくちゃ
メリットが高いんです。
・候補者の熱量が冷めないまま進められる(候補者も嬉しい)
・候補者がほかの企業と迷う前に進められる(優秀な人ほど選択肢多い)
・エージェントの熱量が高まる(候補者側へフォローもしやすい)
② レジュメなしで信頼選考
企業様のルールにもよりますが・・・
信頼をいただいていた企業様(社長や人事責任者)によって
慣習的に必要な「履歴書」「職務経歴書」がなくても
通過判断をくださる企業様も複数ありました。
(ご紹介時にご紹介概要は送ります)
ご応募の承諾を得て、
候補者がレジュメ資料を用意するまでの時間って
職歴概要がサイト上で確認できたりする場合は
ある意味、無駄なんですよね。
企業より「お会いします(面接します)」という
たった一言のレスをいただければ
エージェントは
候補者に即連絡ができ、
面接や進行のレギュレーション対応が瞬時にできます。
※当たり前ですが、面談時確認をするので
「履歴書・職務経歴書」が概要と異なるケースはほぼありません。
③役員陣が面接を対応する(できれば初回)
優秀な人を採用するって
営業で契約をとることに近しいです。
前の記事にも書きましたが
優秀な人ほどフラットに話をすることを求めています。
求職者が偉そう、とかではないです。
この人材が欲しい、と思えたなら
初回からアトラクト(採りに行く)をすべきなだけです。
「選考」している企業様は嫌われます。
「採用」する企業様が好かれます。
採用が上手な企業様は
書類選考段階で、採りに行くかを判断して
初回で役員やキーマンを面接に当てます。(社長がベスト)
攻め、ってこういうことです。
よくある
1次面接(メンバーor人事)→2次面接(責任者)→3次面接(役員)
というフローが悪いわけではないですが
攻めの採用をしている企業がある以上、
優秀な候補者が転職先として比較検討したとき
慣習的なフローを変える発想がない企業を
魅力的に感じるか否かは、明白だと思います。
攻めの採用、そのほかの具体例
細かいことを挙げたらきりがないですが・・
攻めの採用って
一言で言えば「採りたい人材にどれだけ誠意をみせられるか」
です。
誠意って・・・抽象度高いですが具体的には
この記事で挙げた
①スピード
②自分への関心度
③早期の役員・キーマン面接
もそうですし
それ以外なら
・向き合ってくれる姿勢(コミュニケーション濃度)
・企業の課題や展望の共有、個人の将来を見据えたポジション提示
・条件(年収、役職、裁量、キャリアステップなど)
などです。
採用は仲間を増やす、という観点で考えると
最適解が考えやすいかもしれません。
まとめ
「攻めの採用」
実際に行われ成功している具体例。
読んでみて「おいおい、それリスクもあるだろ」と
思われた経営者さんもいらっしゃると思います。
確かにそうです。
この想定リスクは
信頼できる外部人材業者を
いかに探し出せるか、関係構築できるかによります。
エージェントであれば
そのエージェントの得意分野を見極め、
優秀な担当コンサルを巻き込めるか。
求人サービスサイトなどであれば
そのサービスの特性を見極め、
担当者を巻き込んで成功パターンを編み出していく。
採用って
対人の行為なので
どうあっても結局「泥臭さ」がありますが💦
だからこそ
抑えるべきところを抑えれば
成功確率は上げられます。
ということで
長くなってしまいましたが
この内容は個人的に採用に関わる方全員に
知って欲しい熱量高め内容、です。
お読みいただきありがとうございました。
御社の採用成功を応援しています。
ではまた更新します。
わたなべさとみ