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北海道×宇宙スタートアップで広報やってます!|自己紹介|

こんにちは。ロケット開発スタートアップのインターステラテクノロジズ株式会社(以下IST)でPR・マーケを担当している髙橋聡実です。もともとは地方の新聞社で働いていましたが、2021年夏に思い立って転職しました。

2021年7月、ISTの観測ロケットMOMOの2度目の宇宙到達はなんと、入社3日目でした!

ISTに入社して半年の記事はこちら。

最近、ありがたいことに他社の方との交流が増えまして、私は何者で、どんなバックグラウンドを持つ人間なのか、まずは知ってもらいたいと思うようになりました。

地方新聞社での15年

実は、社会人の振り出しは新聞記者なのですが、自分を主語にした書き物にはずっと苦手意識がありました。ただ、素敵だなと思うPRパーソンは皆さんnoteなどで積極的に発信されていて、まずは真似してみようと思った次第です。

さて、私が新卒で入社したのは、自分の地元でもある北海道・十勝地方で一番読まれている超ローカル新聞です。十勝民の2人に1人が読んでいる新聞で、地元では「かちまいさん」と呼ばれて親しまれています。

「いつも地域とともに。」をモットーに掲げ、とにかく地域密着!郷土の発展になることは何かと考えた結果、100年前の創業時からメディアと観光の2本柱で事業を展開しています。

前職のPRのようになってしまいましたが、とてもチャレンジングな社風で、新卒入社した1年目から色々な特集に関わらせてもらいました。

新人の時に書いた終戦特集の1本。出身地の空襲を振り返る10年以上も前の記事ですが、
数年前、母校で授業に使ってくれていたことを知りました。

何年経っても、こうやって誰かの役に立てるという記者の仕事の醍醐味を感じましたね。

その後は系列のフリーマガジンで編集者をやったり、販売部門で販売・企画や、新聞販売店の新店舗立ち上げを担当したり(店舗立ち上げが続いた時期で、ほぼ孤立無援で頑張った!)。

新聞というのは「情報を、戸別配達する」という2点に商品価値があるのですが、「戸別配達」の最前線である販売部門では、現場力やコミュニケーション力、調整力、、、というか人間力全般をかなり問われました(もちろんまだ道半ば)。

そもそも、なぜ超ローカル新聞を選んだのか。それは大学時代の経験にあります。実は、日々忙殺されていて忘れていたこの経験を思い出したことが、今につながるのです。

なぜ地方?東南アジアで感じた日本への危機感

大学時代、カナダ留学から帰ってきた私は、東南アジアに興味を持ち、海外ボランティアに応募しました。選んだのは、タイの北の方にある少数民族の村。

気づいたら天井までよじ登っている子供たち。
わんぱくすぎて、一番最初に覚えたタイ語は「危ない!」でした。

大したスキルもないので、農作業のお手伝いや子供たちの遊び相手に追われた2週間でしたが、ここで何よりも痛感したのは若さと熱量とバイタリティ。水道も電気もガスもまだまだ整っていない環境の中で、彼らはみんな個人としても、国としても、やりたいことにあふれていました。

翻って、人口減少と高齢化を迎えることが確実だった当時の日本。あれ?もしかして、やばいのはむしろ日本ではないか。
翌年訪れたベトナムではさらに勢いの差を肌で感じ、その危機感はさらに強くなりました。

勢いの差を痛感したベトナム

このままだとどんどん右肩下がりとなるだろう日本のために、できることは何か。そう考えた時に、より早く課題に直面し、より可能性があるのは、地方だと。であれば、自分が生まれ育った十勝に戻るべきだと思いました。

100年企業からスタートアップへ

そんなこんなでがむしゃらに働く中で月日は過ぎ、子供も二人生まれました。そしてふと、子供によりよい未来を残すために自分はどうあるべきか、と再び考えるようになりました(ある人には35歳を過ぎて青臭いと言われましたが。笑)

この本もきっかけの一つになりました。
(余談ですが、ISTに入った後、自分もこの本を読んで入社したというエンジニアに出会いました)

次の会社選びで大事にしていたのは下の3点。

  • チャレンジし続ける自分でいられること

  • 地方、特に十勝のためになること

  • これまでの経験をベースに、コアスキルを手に入れられて、ある程度の裁量権を持って働けること

さらには、

  • 日本の産業にインパクトを残せる会社であること

もしそんな会社があれば、次のステップとして挑戦したいと思っていました。そして”出会った”のがISTだったというわけです。
なぜ宇宙産業なのか?なぜISTなのか?はこちらの動画をぜひ。

実際働いてみて、イメージ通りだと感じています。

  • ロケットエンジニアも、私が所属するビジネス部門もみんながチャレンジし続けている前向きな環境(心地よい焦燥感)

  • 地方に新たな産業を作れるというやりがい(なんと!ISTが拠点とする北海道大樹町は人口減に歯止めがかかりました!)

  • PRパーソンとしてのコアスキル獲得(1年間で相当数のトライ&エラーをさせてもらいました。次回はPR振り返りとしてこのあたりを書いてみたい)

ということで、ISTでは一緒に働くメンバーをまだまだ募集しています!
ご興味ある方はぜひこちらから。ビジネス部門も歓迎です!

次のチャレンジを考え始めたころ。広々とした北海道の青空と

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