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私が出会った漫画・映画・音楽・小説

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映画・書籍・漫画などのコンテンツを消費した時に残しておく、メモ書き程度のレビュー。漫画はKindleで6,500冊程、所有しており、未だに増加傾向にあるので、漫画が多くなります。
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記事一覧

アオハライド

アオハライド

悪役令嬢の転生話にも若干飽きたので、久しぶりに読んだ。1回目に読んだ時には、あんまりピンと来なかったけど、改めて読むと、グッと来るところそこそこあった。

気になる人との微妙な関係の時、お互いの気持ちはわかってるのに、あえてはっきりさせずに駆け引きしあっている時の程よい緊張感と高揚感というか。

けど、咲坂伊緒先生の書くヒロイン&ヒーローが私の好みではないのです。ヒロイン普通にいい子なんだけど、唯

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『スキップ・ビート!』 44巻

『スキップ・ビート!』 44巻

久しぶりすぎて、前巻を読み直した。 相変わらず話が動かないなぁ…という印象。主に色恋沙汰関連ですが。

私は、きょうこが演技で道を切り開いていくのがすごく好きで、そこにカタルシスを感じてるので、せめてそこだけでも進めてほしかったー。

『凪のお暇』6巻

幸いにも私の親は毒親ではなく、とてもよい両親に育てられた幸せな身です。なので、凪のような心理状態はよくわからないのだけど、それでもラストはたぎるよね。続き読みたさに雑誌の方を買おうと思ったくらい。

男2と女1の三角関係…というか男→女←男の構図は女のロマン。女の方にあまりその気がないとなおよし(男が頑張ってる姿が萌える)。 前述の通り凪にすごい共感を抱けるわけではないんですが、昔の新條まゆ先生の

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映画『彼女がその名を知らない鳥たち』感想

youtu.be

王様のブランチかなんかで「登場人物、みんな嫌なやつなのに、最後めちゃくちゃ泣いてしまう」っていう前評判を聞いてずっと気になってた作品。Netfixで配信してたので見た。

製作者の期待どおり、泣かせて頂いたけど、まぁ嗚咽を漏らすほどじゃない(嗚咽漏らすほど泣いてまうのは私にとっては「仄暗い水の底から」のラストエピソードが鉄板)。あと感動して泣いたわけじゃなくて、こういう報われな

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「嫌われる勇気」ってアドラー心理学の本だったの!?

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

作者: 岸見一郎,古賀史健

出版社/メーカー: ダイヤモンド社

発売日: 2013/12/13

メディア: 単行本(ソフトカバー)

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すごい今更なんだけど読んだ。キャッチーなタイトル過ぎてむしろ嫌煙してた。

私は大学で心理学を先行していたけど、専攻は認知心理学だったので、実は「アドラー心理学

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今日読んだ漫画:「ギフト±12巻」「ムルシエラゴ12巻」「ハイスコアガール9巻」「コウノドリ22巻」

いろいろ思うところあって、ここはただの備忘録場にしようと思う。 ちょっと真面目な文章は、いずれMediumに移管します。そして、毒にも薬にもならない日記ぽいものは消すかも。 公開する意味のないものはネットに置いておきたくないだけで、ホントはプライベートなDayoneに移管したい。 というわけで、ここは漫画とか映画とかの消費状況をひたすら記録していく場となります。

ギフト± 12巻

ギフト± 1

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【映画】みんなで復讐すれば怖くない『親切なクムジャさん』

huluでの配信がもうすぐで終わりそうなタイミングの時に観た。

観てから知ったんだけど、過去に観た『オールド・ボーイ』と同じシリーズなのな。復讐3部作というらしい。

物語の構成的には『オールド・ボーイ』の方が好み。こっちはミステリー要素も大きいからね。 クムジャさんの方は、どちらかというと映像美押しなのかなーって思った。クムジャさんがとにかく綺麗だよね。

ラストの血塗られた復讐劇よりも、その

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【映画】中国の人に謝れ!な『ムーン・オブ・ザ・デッド』

デッドと名のつく映画はとりあえず観てみる私ですが、これはひどかった。

ムーン・オブ・ザ・デッド [DVD]

出版社/メーカー: SHOCHIKU Co.,Ltd.(SH)(D)

発売日: 2010/01/27

メディア: DVD

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この映画の前に、暗くてよくわかんない映画を観てたんだけど、

この『ムーン・オブ・ザ・デッド』も

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【映画】気づいたら3時間経ってた爽快インド映画『きっと、うまくいく』

友人が絶賛してた映画がhuluで配信されていたので観ました。

いわゆるインド映画というやつを初めてみたのかもしれないんですけど、すごくよい映画でした。 とくに斬新さを感じたわけでも、最後のオチもあっさり夫に見破られてたりしてたんですけど、とにかく安心して観れる王道の青春系エンターテイメント作品です。期待していた展開が、期待通りに展開されていくこの気持ちよさ。

社会風刺的な側面もあって、こういう

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【映画】『ザ・インシデント』って言うけどね、何が起こってるのか暗くてよくわかんないから

夫が仕事から帰ってきて珍しく映画が見たいと言った。彼は幾つか見たい映画をピックアップしていて、それがhuluで配信されているか確認したんだけど、唯一あった映画が「ザ・インシデント」だった。

観ている途中で「これはやばい」って思ったよね。

やばいって「最高に駄作な匂いがプンプンするぜ〜〜。」の方ね。

停電中の施設の中で事が起こるんだけど、暗すぎて何が起こってるのかさっぱりわかんないよね。いやマ

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【ドラマ】大学青春ドラマと名高い『オレンジデイズ』を初めて見たけど面白かったのは1話だけだった

暇だったので、huluで『オレンジデイズ』を見た。本当は『ブレイキング・バッド』とか『ウォーキング・デッド』を見たいんだけど、夫がいないと見れない(一人で先に観ると怒られる)。なので、彼が絶対に見る事のない日本の青春ドラマを選びました。

放映当時の2006年には全く見てなかったので、特に思い出補正もなく見ていたんだけど、1話目で度肝を抜かれました。

まず驚いたのが妻夫木さん演じる「結城櫂」の真

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【映画】『ランド・オブ・ザ・デッド』

完全にゾンビ映画週間になっている最近の私。これは二回目。huluで配信されてたから久しぶりに観てみた。

ロメロ監督のゾンビだから、ザ・ゾンビ映画って感じ。歩くの遅いし、頭やられるとすぐ死ぬし。あと脆い。けど安定のロメロゾンビ。ちょっとだけ新しいゾンビ観もあるよ。という感じ。

中でも新しいのはやはり、ガソリンスタンド定員の黒人さんゾンビの存在。みんなを先導して新境地に到達する。ゾンビだけど武器持

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【映画】『時をかける少女』を改めて見たら、主人公の愚かさが自分に返ってきて絶望した

一回目見た時には、主人公の愚かさ加減ばかり目についてイライラしてた『時をかける少女』。huluで8/31までだったのでせっかくなので見ました。

一回目は私が26歳の時だっけかな。レンタルで見ました。

その当時は、しょーもないことにタイムリープしまくって結果的に友人を危険に晒してる真琴にすごくイライラしてたっけ。ボロボロになってるまことを見ても、まったく同情できなかった。

んで、今、30代中盤

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【映画】細田守の『サマーウォーズ』

この前ゾンビ映画見てたら、子が起きてしまってね。0歳児とはいえ、さすがにゾンビ映画を見せるわけにはいかないなーと、一時中断してサマーウォーズを観た。二回目。

この前作『時をかける少女』は、主人公が馬鹿っぽすぎて、全然愛せなかったけど、このサマーウォーズは好きです。 今見返しても、盛り上がるフェーズが何回も用意されててうまいなぁって思う。

OZパニックでおばあちゃんの人脈が大活躍

田舎町にスパ

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