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一度してみたかったこと『古道 道根往還』歩き

一度してみたかったことの一つに、岡崎市にある古道「道根往還」を歩くことがありました。


事のはじまりはこちら
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あらためて。
道根往還どうねおうかん』は、岡崎市東公園の入り口付近にあった『欠の三本松』から、鍛埜町かじのちょうにあった『鍛冶屋の五本松・馬頭観音」までの全長約10kmの古道。
小呂池は、道根往還にある私有地の池。6月になると蓮の花が美しく咲き、立ち枯れた木などの様子から” 岡崎の大正池 ”と言われている。

道根往還
 道根往還は、現在の東公園入り口付近にあった「欠の三本木」の東から鍛埜町にあった「鍛冶屋の五本松・馬頭観音」に至るまでの古道です。山の高所・尾根(ドウネ)を通る道であるためこうした名称で呼ばれたものと考えられています。
 鍛冶屋より先は東三河や山間地域に通じるため、歴史的・経済的に  な道路で、かなり古くから存在したものを想像されます。
 鎌倉時代においては足利氏の額田郡支  戦国時代には奥平勢の岡崎攻撃におけるルートとして重要な役割を果たしました。
 明治時代までは人馬の道として主に炭・米・日用品の運搬に盛んに利用され、一日に百頭程の馬が往来しました。沿道には茶店が二軒あったことが知られています。
 明治25年に乙川沿いに県道ができて以後、馬の往来は次第に減りましたが、人の往来は昭和10年頃まで絶えませんでした。現在でも当時の面影をその道筋でたどることができます。

     新編「岡崎市史」より

道根往還之図より


1000年以上前からあったとされ、昨年の大河「どうする家康」の長篠の戦で、援軍を求めて岡崎城までこの道を岡崎体育氏が演じる鳥居強右衛門が走った岡崎市まで岡崎氏が駆け抜ける!というこの道。

古道って聞くと、なんだか歩きたくなってしまうし、今でも歩けると知ったらさらに行ってみたくなる。

前回の記事からもう3年も経ってしまいましたが(はやーっ)、小呂池で今年の蓮の花が咲いてるよ、と風の噂で聞いたので、蓮が咲いてるなら、早く行かなくちゃ。と、6月に歩いてきました。
(8月にここまで下書きを書いてたのですが、えっと今は何月だっけ?ふふふ)


スタート地点近くの東公園駐車場に駐車し、いざ出発。

ところどころに道しるべ



はずせない、小呂池の蓮の花。

ピークは越えていましたが湖面が美しい


さて、いよいよ前回は進まなかった道を入っていきます。

わくわく
分岐
まずは歩きやすそうな道
両側に崩れかけた岩の壁
苔がキレイ
歩きやすい
茶店跡?
ピンテがある


落ち葉の上はふわふわ
この先には馬の背道があったかな?
石畳が残る
古道っぽい!
所々で見かけたコレ
なんだろ?
狼煙でもあげる?
このあたりまでは何人かの方とすれ違った
確かに散歩にいいコース
一旦舗装道路に出て
やすらぎ公園へ向かう
歩道にトカゲさん
やすらぎ公園(墓地)の管理棟で休憩
トイレを済ませて、後半出発
斎場の前から山に入る
探しちゃったよー。後半戦の入り口はここにあったのね
こっちです、こっち


岩戸三弘法


いたるところに道しるべ
矢印のような道はなかった気がする
開けた場所に出た
市道に出て右
少し登る
案内板が助かるね
舗装道路から山に入る
今までになかった坂道だったので
これから登りが増えるのか?
と構えるが、そんなことなかった
すくすくまっすぐ伸びてるスギ
空が少し遠くて涼しい
山を歩くと
どうしてこうなった?
な木と遭遇するあるある
わかりずらいけど
崩れた道
民家が見えてきた
もうゴールはすぐそこ?
イノシシの檻
立正寺
無事に歩いてこれました
ありがとうございます
よくわかんなくて、
八幡宮にはいかなかったんだよな
あと少し!
道根往還、東の起点

「古道 道根往還起点 入口
 昔の起点は、もう少し北にあったが、明治時代、今の県道開通により焼失したとのことです」


一応終わりなのだけど、旧岡崎城の門が民家にあるようなので、川沿いにテクテク、テクテク、登り坂を歩く。

この季節に見ると
なんか、懐かしい(笑)
小人の帽子みたいな
ホタルブクロ



五本松はありませんでが、道根往還之図に記されていた、旧岡崎城 北曲輪の四脚門がありました。

旧岡崎城が取り壊される際に買い取って
再建し、屋根瓦などを新しくふき替えたそう
旧岡崎城を偲ぶ
数少ない遺構の一つ
(今は車庫?)

ここで道根往還は、終了。

距離/10.5Km
タイム/3:29



おつかれ山でした!


道根往還の往路は終わりましたが、復路は歩かずにバスで帰りたい。
けれど、バスの本数が少なく、2時間近く待たないとバスがないので、とりあえず、休憩がてら腹ごしらえ。

ほぼ終わりの時間だったのに
受け付けてくれた(泣)
冷たくておいしかったー
縁側から風が入ってきて心地いい
田舎のおばあちゃんの家みたいだった



腹ごしらえした後は、別ルートのバス停を求めて坂道を超急ぎ足で歩く時間を勘違いしていて超急いだ

のどか
白いアジサイが田んぼの緑に映えてキレイだった



よかった。バス停あった。
30分程歩いて、到着。

時刻表が難しすぎて
いったい何時ここに着くのか
全然わからないので、
電話して聞いてみた
ささゆりバスさん、ありがとう

通学に利用している小学生の子たちと乗り合わせ。
小さなマイクロバスの中は空洞で、窓に沿ってイスがあるので、みんな内側に向かって座ってる。

最初はおとなしくしていたけれど、段々と小学生は車内をころげ回ってはしゃぎはじめ、まるで昭和の小学生のよう。
いつもはこうなんだろうな。無邪気で彼らの笑い声にこっちもつられて笑ってしまった。
なんでも楽しくていいことだ。このまままっすぐ育っておくれ。


そうこうしているうちに、目的地に到着。

スタート地点の駐車場


あー、楽しくて、いい運動になりました。


今回はスタート時間が遅くなってしまって、バスの時間に間に合わなかったけど、もしまた歩くとしたら、先にバスに乗って、こちらに向かって歩いてこよう。


ではでは、また。
次はおまけ記事を書く予定……

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