うまく行かない時、捨てるべきはプライドではなく「偽物のプライド」である。
思うように物事が進まない時、「プライドを捨てないからだ」と言うひとがいたけれど、
それは違うと思っている。
プライド、つまり「誇り」は捨ててはいけない。
プライドを持ったままで、進んでいける道が、本来目指すべき場所だと思うからだ。
では、うまくいかない時、捨てるべきは何なのか?
それは、「意地」と「見栄」である。
プライドだと思っているそれは、
本当にプライドなのだろうか?
間違っているかもしれないと思っているけれど、
曲げられなくなってしまった意地。
誰かの力が必要なのに、
自分でなんとかしようとしたり、
素直にお願いや感謝ができない意地。
自分を実際より大きく見せようとしたり、
自分を偽ったりする見栄。
失敗を認めなかったり、
失敗を隠そうとする見栄。
本当にプライドが高い人は、
意地や見栄を捨てられる。
自分に間違いがあれば認められる。
素直に誰かの助けを求めて、助けてもらった人に感謝をする。
そのままの自分を出せる。
失敗をしても、素直に認められる。
捨てるのはプライドではなく、
「意地」と「見栄」
まずは今までしてもらったことへの感謝をするところから。
まずは誰かにお願いをすることから。
まずは失敗を認めるところから。
私自身、過去にプライドを偽物のプライドを間違っていた。
あの時は、必死だったけれど、
エネルギーを使う方向性が間違っていた。
自分を実際より大きく見せたり、
自分でなんでもやろうとしたり、
失敗を認められなかったりした。
プライドとは、そのままの自分、
つまりは自分の弱さも含めて、誇りに思うこと。
本物のプライドと偽物のプライド(意地と見栄)を
しっかりと分けて考えられるようになることが、
物事を、いや、あなた自身を進むべく方向に進めてくれるのではないだろうか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?