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編集者の本棚

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心打たれた本、魂が震えた本、背筋が震えた本など印象に残った本の記録。 私が書くもののほかに、「素敵だな」と思った本のレビューも追加していきます。
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記事一覧

「組織をよくすること」を諦めたくない全ての方へ

久しぶりに編集を担当した本が発売を迎えることになりました。 『組織が変われない3つの理由 〜「元気」と「成果」を同時に実現する組織のつくり方〜』 「組織をよくしたい」と願うすべての方のための本この本は「組織をよくしたい」と願う、全ての方のための本です。 社長、役員、管理職、ベテラン、若手……その立場に限らず、多くの方は 「自分たちの組織をよくしたい」 と願っているはずです。 だけど、その願いを実現するのって、簡単ではありません。 などなど、考え得ることに取り組んでみた

ハーバード大学の研究、一日15分間の振り返りでパフォーマンスは23%もアップ

こんにちは、Choimirai School のサンミンです。 0 はじめに米国の哲学者で教育者でもある、John Deweyさんは学びについてこう語っています。 We do not learn from experience ... we learn from reflecting on experience. 人は経験から学ぶのではない。…学びは、その経験から何をどう思い、どう感じたかを省みることで起きる。 ーJohn Dewey 1 ハーバード大学の研究201

素人がちいさな出版社を立ち上げるとき役に立つ本の紹介

ふたり出版社を起業して7か月経ちました。すごい。正直半年で潰れるかもと思ってました。なんとまだ生きています。赤字だけどね…。 今回は仕事の役に立った本を紹介してみます。ぼくはマジで商業出版のやり方も流通の流れもISBNも決算も、本当になにも知らない状態で始めて、しかも知り合いに出版社の方がいるとかでもなかったので、これらの本にはとても助けられました。 起業する前は「そもそも何を読んで勉強すればいいのかすらもわからない」という感じだったので、この記事がそういう方のお役に立て

本のタイトルについて

会社の編集者たちに向けて、二ヶ月に一度くらいレポートを書いています。テーマは企画のことだったり、PRのことだったり、本のつくり方のことだったり。今日はその中から「本のタイトル」についてのレポートをnoteに掲載してみます。 けっこう長い文章なのですが、出版に関わる人や、コンテンツや製品、サービスづくりに関わる人のちょっとしたお役に立てればうれしいです。あくまでも、ぼくの私見ですが。 ◉本のタイトルについて 「タイトル」は本の方向性や売れ行きを決定づけてしまうものなのて

読書メモ:瞑想とは愛の行為であるーー『瞑想はあなたが考えているものではない』

自分の学びを深めるため、後々に参照するため、そして興味・関心があるけれど読む時間のない方にポイント(注意:私が読みとったもの)をお裾分けするために、読んだ本のメモを公開していこうと思う。 1冊目はこれ。 『瞑想はあなたが考えているものではない』 マインドフルネスの世界・ブック1 〜なぜマインドフルネスがこれほど重要なのか〜 ジョン・カバットジン著、大野純一訳 コスモス・ライブラリー 2020年9月刊行(原著:2018年刊行/2005年第1版) 「マインドフルネスについて