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教室でタコパ🐙@タイの高校

時間に余裕のある高1のクラスでは、毎年12月に”忘年会”的ノリで日本料理クラスをしている。

本年度は色々予定が狂ったのもあり、1月にやる予定で計画していたが、直前にコロナの第二波で分散登校に切り替わったため延期になっていた。

ようやく通常登校に切り替わり、幸い授業の遅れもなかったので、先週学生たち悲願の料理クラスができた。

今年のメニューは、たこ焼き&お好み焼き

事前に同僚の先生たちと業務用スーパーに買い出しへ。たこ焼き機も足りないので、お隣の学校まで借りに行った。

前日は学生たちと教室を掃除して机を並べたり、家庭科室に道具を借りに行ったりして、いざ当日。

いつもは眠そうな顔でダラダラ教室に入ってくるのに、みんなお目目バキバキで勢いよく教室に飛び込んで来た。

まずは手を洗いに行かせて、爪チェック&アルコール消毒。

全員そろってから早速生地を作らせる。ネギやキャベツを危なっかしい手つきで切っていく。(タイは自炊するより屋台の方が安上がりだから、家で料理をしないところも多いらしい)

生地ができたら、たこ焼きのグループにタコを切り分ける。

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学生たちのテンション爆上がり!ちょっと高かったけど、タコがないとたこ焼きじゃないもんねー!

準備ができたら焼きにかかる。

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自分たちで持ってきたウインナーやらカニカマやらベーコンやらコーンやらぶち込んで、各々オリジナルお好み焼きとたこ焼きを作っていた。

教室に充満するおいしそうな匂い。

ある学生が、たこ焼きの上で踊るかつお節を指差して「先生!これは“あります”ではありません!“います”です!」と言っていたのがとてもおもしろかった。確かに生きてるように見える笑

出来立てのアツアツを「おいしい、おいしい」と言い合いながら食べる学生たちを見て、私も嬉しくなった。「食べてみて!」とたくさんお裾分けもしてもらった。

学生たちが満腹になったのを見計らって、職員室の先生たちにも声をかけた。

フィリピン人の先生たちは興味津々で、写真を撮ったり学生たちに英語で質問したりしてくれた。

大盛り上がりののち、キレイに後片付けをしてタコパ無事終了。

今年はコロナで楽しい活動がほとんどできなかったけど、こうして最後に学生たちの嬉しそうな笑顔が見られて本当によかった。

間違いなく、今年度1番のハイライトになったと思う。

読んでくださってありがとうございます!いただいたサポートは、ありがたく使わせていただきます。100円=約30バーツ。学校の食堂で昼ごはんが食べられます。ありがとうございます。コップクンカー。