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【デザイン基礎かるた:ら】

ランダムが
作る世界の
楽しさよ

『ランダムとは』で辞書を引くと無作為にすること。任意にすること。手あたり次第、などが出てきますが、デザイナーが画面・紙面を『ランダム』で作ろうとした時、完全に無作為や任意の形に任せて作るわけでなく『不揃いに見えるように』作っていくことが多いと思います。

きっちりと規則性のあるグリッドデザインが、整然とした・とても真面目できちんとした雰囲気を出せるのに対し、ランダムに見えるデザインは
・ワクワク、期待感
・自由でのびのびとした
・楽しい、遊びのある
・リズミカル、ポップな

といった印象を作り出すことができます。

が、一言でランダムと言っても、どこに、どんな風に取り入れるかで違ってくるため、観察する際は必ずポイントを書き出しておいたりすると良いですね。

ビジュアル・動きがランダム

情報エリアのレイアウトには規則性があるものの、
背景のビジュアル部分のバーティカル(形動)をある程度ランダムにしているパターン。
デザイン・絵作りの初心者には若干ハードル高いかもしれません。

色・サイズがランダム

画像が角版で統一されていても、サイズと画像内の色がランダムなだけで
こんなに楽しげでワクワクさせることが出来るんだな、というよい一例。

アクセントがランダム

大枠の商品紹介枠は大きさ、位置ともに決まっているけど
その中のモデル写真は切り抜きや背景アリとバリエーションあり。
その上で、
・商品ディティールの円形トリミング画像
・周辺のイラスト
がランダム配置。
新人デザイナーさんは、まずこのパターンからランダムに配置した時のバランス感覚などを養っていくと良いと思います。

フェシリモさん、サイトもカタログも昔から好きなの、わたくし。
キャラものの特設サイトはいつも羨ましさで唇を噛み締めながら見てる。
くう、こんな楽しそうなの、作りたい。

なお、一応比較対象としてグリッドデザインのサイトもリンクしておきますので、お時間ある方は比較してみて印象の違いを感じてみてくださいね。


ランダムランダム言いすぎてゲシュタルト崩壊を起こし出したので、今日はこの辺で…!

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