「芝居はわたしのご飯です」女優・小林真樹の奮闘記

人情派おばちゃん 女優・小林真樹の日記 公式サイト https://maki-kob…

「芝居はわたしのご飯です」女優・小林真樹の奮闘記

人情派おばちゃん 女優・小林真樹の日記 公式サイト https://maki-kobayashi.com/

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川崎市を舞台に子どもの権利を考える映画を創りたい

子育て、成長、自立…「生きる」ってなんだろう?私は小学生の娘二人を育てながら、フリーの俳優として活動しております。 長女は現在5年生。次女は2年生です。 長女が2~3年生の頃、夏休み前の2カ月程度ですが「ママ、お腹が痛いの」と毎朝訴えるようになりました。病院へ連れて行っても異常なし。 一週間学校を休んで、翌週は学校へ行くけれど、その翌週になるとまた一週間学校を休む…そんな状態が6月に入った頃から夏休み前まで毎年続きました。 1年生の時は本人もかなり頑張っていたのでしょう、1

    • とげぬき地蔵と涅槃像

      先週の話になりますが😅 野暮用で巣鴨まで。 巣鴨の「とげぬき地蔵」様にはご挨拶をしたことが無いので行ってみました。 こちらの住職様は医師だった過去もお持ちで、ご自分で「医僧」とネーミング! 地域の年輩の方に健康法や禁煙法を伝えるイベントをお寺で開催したりと、面白い取り組みをされていました。 商店街も昭和な佇まいのお店が並んでいて(激安洋品店、和菓子屋さん、お茶屋さん、お魚屋さんなどなど)、私もいよいよこういった雰囲気にホッとする年齢になりましたね。 わたしが子ども

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        Great start to the year 2023

        A happy new year! 【小林真樹 自己紹介】 俳優修行中のアラフィフ女優です。 下北沢を中心とした小劇場の舞台歴 約20年。 現在は映像に軸足を置きたく演技訓練中です! よろしくお願いいたします。 出演依頼はこちらまでお願いしたします↓↓ 小林真樹 公式サイト https://maki-kobayashi.com メールアドレス makiactress@gmail.com 小林真樹 経歴 芸歴 17 年 舞台多数出演 自主公演も多数企画 CM (2022年)「檸檬堂」「doda」「au」「アース」 (2021年)ビタミンマッチ 「購買コースター」篇 購買部のおばちゃん役     「タマホーム」適正価格編 喫茶店のお客役 (2020年)タマホーム 断熱篇、耐震編 定食屋のパート役 【再現VTR】 (2022年)「健康カプセル!ゲンキの時間」「ザ!世界仰天ニュース」 【映画】 2022年 常陸大宮PR映画「ブルーベリージャムを作って」 総合監督・速水雄輔 結子役 shortfilm初監督作品 「Connect コネクト」 監督・出演 小林真樹 母役 2021年 「くれなずめ」監督・松居大悟 新婦の友人役 インディーズムービーフェスティバル出展作品 「東京おしゃれ探偵シマヅヤマゴウ GO !」 監督・うえだかつひこ アンナ役 主な舞台 1996 年 4 月 ペテカン 実験公演「椅子と机と」 2001 年 7 月 ルームルーデンス ギリシャ2都市海外公演 「サロメ」 2002 年 1 月 マダムゴールドデュオ 「E-1グランプリ 2001」6回戦・決勝戦 本多劇場 2006 年 9 月 ゴキブリコンビナート 第 21 回公演「アンドロゲン・レインボー」 中野光座 2017 年 5 月 咲良舎企画公演「ジアロオグ・プランタニエ」~春の対話~ 作・岸田國士 演出・守輪咲良 由美子役 2017 年 9 月 咲良舎 東海道川崎芸術活性化プロジェクト 「ジアロオグ・プランタニエ」~春の対話~(再演)由美子役 2018 年 12 月 咲良舎スタジオ公演 太宰治作「きりぎりす」一人芝居 2019 年 8 月 長野単独公演 太宰治作 「きりぎりす」 一人芝居 #女優 #俳優 #役者 #出演依頼受付中 #アクティングリール #セルフリール #テストリール #40代 #actress #映像 #映画 #shortmovie #映像制作 #神社 #那須温泉神社 #栃木県 #那須高原 #雪 #元旦 #お正月 #初詣 #石段 #鳥居 #新年 #素晴らしい年になる #願いが叶う

        • 川崎市を舞台に子どもの権利を考える映画を創りたい~映画製作日誌②

          子どもに目を向けていたらおとなが気になり出す「ある人」に連絡をしたところ、 「川崎市子どもの権利委員会」で一緒に委員として活動しているという方を紹介してもらった。すぐにご本人とメールでやり取りをし、川崎駅近くのカフェでお会いすることになった。 ご自身のお子さんが小学生で不登校になった経験から、ご夫婦で「びーんずネット」という団体を立ち上げ、不登校のお子さんを持つ親御さんに向けにセミナーやイベントを定期的に開催している。 代表の金子あかねさん。 お会いしてみたは良いものの…

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        川崎市を舞台に子どもの権利を考える映画を創りたい

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        • プロフィール動画「アクティングリール」
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        • 自分と向き合う時間
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          川崎市を舞台に子どもの権利を考える映画を創りたい~映画製作日誌①~

          はじめての「映画製作」私は20代から劇団を主宰して、小劇場で自主公演を上演してきました。 そうして映画製作とは関わることなく今まで俳優を続けてきました。 しかし晩年の樹木希林さんの演技に影響を受け、希林さんが亡くなって映像の素晴らしさに気がつきました。 「映像は私が死んでも永遠に残っていく」 希林さんが亡くなってからの方が、彼女の姿を探すかのように出演作品をむさぼるように観たのです。 そこから映像に興味を持つようになり、自分が生きている間に少しでも誰かの心を動かせるよ

          川崎市を舞台に子どもの権利を考える映画を創りたい~映画製作日誌①~

          あなたの生き方は顔に出る!1996

          「あなたはいい顔してる人?」1996年 先日、うちの旦那さんがヤフオクでシソの葉を100円で落札しまして。 大量に届いたそれで、シソジュースを作っていました。 …そこまでは、至って普通のほのぼのとしたお話。 紫蘇のなかに同梱されていた出品者からの手紙とレシピがずっとテーブルの上にあり、更にその用紙の上で「PHP」の1996年8月増刊号がご丁寧にビニールにくるまれて存在感を発揮してたのです。 普段ならば片付けしない旦那さんに腹を立てて、片付けてしまうところ。 しかし表紙

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          小林真樹 初監督短編映画 「Connect コネクト」~ノーカット版~

          【Connect コネクト ノーカット版完成!】 2022年 TikTokカンヌコンペティション用に作成した初監督作品をノーカット版にしてお届け! 私のYouTubeチャンネルで配信中です。 高評価👍️、チャンネル登録をお願い致します。 コメントも全部返信しております☺️ 応援ありがとうございます! 🌱🌱🌱🌱🌎️🌏️🌍️🌱🌱🌱🌱 【君も私たちの仲間にならないか?】 今後、新作は私のオンラインサロンで先行試写配信→YouTube公開の流れにしていこうと思っています。 小林真樹公式オンラインサロンのリンクはコメント欄に貼り付けておきまーす! お互いの夢や望みを応援し合う仲間を募集中!

          小林真樹 初監督短編映画 「Connect コネクト」~ノーカット版~

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          ぼーっとした午後に思うこと

          正直に言うとね。 人ごみは苦手です。 わいわいしている場所。 あとガヤガヤした音、高音も苦手。 家に帰るとぐったりして 復活するのに丸一日かかることもある。 布団から出れません。 若い時からきっとそうだったんだろうけど、 一人になるのが寂しくて 大人数でわいわいする場所に行ってた。 でも実は「同窓会」も欠席した。 最近、少しわかってきたけど、 いろんな人のエネルギーを受け取っちゃうのかもしれない。って。 良い悪いなく、その場にあるもの全部。 長女が不登校になった時

          いらないよ。その自意識。

          その自意識はいらん。 自分が思ってたよりも、 はるかに自意識が強いと気付いた深夜。 目印(目標)を決める時、 からだの底から突如、勝手に湧いてくるイメージや欲求を信じる。 やれるか?やれないか? なんでやりたいの? 理由なんかいらない。 子どものように「やりたいからやる!」 それで良い。 今までは「ふっ」と湧いてきたことに、アレコレ立派な理由をつけようと努力してた。 いちいち「これで良いのかな?」ってジャッジしてたんだのよね。 でもやっと「出てきたものをそのまま受け取

          自然の摂理と演じること

          意識的なところから無意識へ先日、ロシアの大学を卒業され日本で演技コーチをしている方の訓練を受けた。 5日間という短い日程なので「体験レッスン」のような形にはなってしまうが、考えさせられることが多々あった。 そして今も考えている。 その訓練では身体の隅々を意識して使うことをまず徹底するそうだ。 意識されておらず眠っている身体パーツを目覚めさせるかのように、色んなポーズを使い、色んな身体の部位を動かす訓練をした。 初日の身体訓練後からすぐに筋肉痛になった。 足の甲までがじん

          とある日常。近所のクリーニング屋さんでのできごと。

          近所のクリーニング屋さんでのできごと。 近所にあるクリーニング屋さんへ。 今まで使っていたクリーニング店が閉店したため、10年ほど住んでるけどはじめてこのお店に入りました。 店内は猫の写真と置物だらけ。 壁もカウンター前も入口ドアにも猫の飾り物がぎっしり! だけど、綺麗に整頓されていて、とても愛着を感じます。 余程の猫好きなのだろうと推測(笑) 「猫がお好きなんですか?」 カウンターにひょこりと出てきた小柄なおかみさんに一言。 「そうなのよぉ~❣️一時は十数匹いてね

          とある日常。近所のクリーニング屋さんでのできごと。

          どれだけ時が経っても変わらないもの

          後世まで残る作品とは以前、一緒に演技訓練をしていた仲間が出産して育児に専念している。 子どもはまだ生後100日祝いの「お食い初め」がやっと終わったくらい。不眠不休の育児から、少し一息して短いながらも自分のことにも気が回せるようになる頃。 そんな彼女がソートン・ワイルダーの「わが町」を久しぶりに引っ張り出して読もうと思うと、つぶやいていた。 わたしも「わが町」は最近になって読んだ。(若い頃は漫画漬けの日々で戯曲や小説はほとんど読んでこなかった) この作品を読んで感じたの

          無償の愛は身近なところにある

          わたしはカンヌ映画祭でカーペットを踏む女優になることを目指している。 でもね、 「本当に自分にそれができるか?」と聞かれると黙ってしまう自分がいる。 現状はただの売れない役者。ただのおばちゃん。 それって、自分でも自分の可能性にまだ疑問を持っているわけだ。 そりゃ当たり前だよね。だって現実、まだ叶ってないんだもの。 だけど、そんなわたしのことを信じてくれて、それを応援してくれる家族や仲間や恩師がいる。 ある出来事があって、それが「無償の愛」であることに氣が付いた

          自我への探求

          必要な自我といらない自我への気付き演技訓練を続けていると「自我」について考えるようになった。 人はなにかアクションを起こすときに自我は必要であると考える。 人は自我を基にして思考を巡らせ行動をするのではないだろうか? と、した時に。人の行動とはその人の基となる自我(これを信念とも言うのかもしれない)がどのようなものであるかで、大きく変わっていくのかもしれない…。 この人生の基盤ともなる「自我」について自分の内面を考察していた時、もしかしたら自我には二種類あるのかも??

          わたしを縛っていた価値観

          無意識のうちにつくっていた壁演技を探求していくうえで自分の抱えている精神的な問題が大きな壁となることがある。 この問題がなにかが具体的になれば、演技に使うことも出来るのだろう。 しかし大抵の場合は、その問題と向き合いたくなくて蓋をしている場合が多いのではないか?と思う。 私にも幼少期から長年抱えていた「ある壁」が存在していたことに、ごくごく最近になり気付いた。 私はその壁によって、 「演技で表現をしたい衝動」を「目立ってはいけない」「はみ出してはいけない」「調子に乗るな