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「1ヶ月で気持ちが前向きになる冒険の書」

※このプログラムは、病を治すものではないため、万一あなたが心療内科などにかかっている場合には専門医にご相談することをおすすめ致します。

1週目:自己理解の冒険に出よう

「心の探検:自分という未知の大地を冒険しよう」

まずは、自分という大地を探検することが必要です。
自分の価値観という宝物を再発見することで、冒険の道が開かれます。

未知の自分を探す冒険

自己理解への旅
まずは、自分という未知の大地を探検しましょう。強みや成功体験を探し出す冒険に出発です。自分の中で輝いていた出来事や充実していた瞬間を記録していこう。

記録の手順
✅過去の輝いていた自分を1番古い記憶から順番に書き出してみよう。その時に同時に辛い記憶が浮かんだ場合は無理は禁物。そこで、違う年代に記憶を移してもOKです。
ただ、可能ならできるだけ辛い中でも頑張った自分を見つけて褒めてあげよう。
✅最近の自分がよくできたことをリストアップ。他人との比較は不要、自分自身が「できた」と感じたことならどんな小さな事でもOK。

記録のポイント
 記憶がある幼少期頃から順を追って以下のことを書き出してみよう
✅何が好きだったか
 ✅何をしているときが楽しかったか
 ✅何ができたか
 ✅何を褒められたか
 ✅その時それらをどう感じたか

他者との違いを発見する冒険

冒険を続けるうちに、自分はこれが好きだけど、他人は他のものが好きなんだな、といった身近な出来事から理解が深まります。
この理解が進むと、他者との比較をすることは意味がないことに少しづつ気がつくようになって来るので、きっと今より気持ちが楽になってくるかもしれません。そうなってくると、あなたは自分だけの楽しい冒険の地図を手に入れたも同然です。
なぜならば、自分の価値観がわかってくると、自分のチャレンジしたいことが明確になるので、頑張ること、手放す事などが段々と見えてくるからです。きっとモヤモヤした霧が晴れて、自分の進みたい旅が明確になってくるでしょう。

自己肯定の道を切り開く冒険
では、どうすれば他人と比較せず自分を理解し、自分を好きになれるのでしょうか?他人軸で生きていると、あの人と比べて「私はだめだ」
「私が全部悪い」「私には無理だ」といった思考の罠に囚われて
いるかもしれません。
他人軸というのは、簡単に言うと自分がどうしたいのかではなく、
周りにどう思われるかな?きっとここでこうしたほうが周りが丸く
収まるのなら自分が我慢をしようとか、周りから言われたから始めて
みよう・やめてしまおうなどと考えたり行動することです。
しかし、これらは罠です。
過去の記憶から勝手に無意識で判断しているだけなのです。
まだ起きていない出来事に対して、必要以上に怖がる必要はありません。
ただ、長年のクセと、生存本能から、とっさにそれも無意識に判断してしまうのを止めるのは出来ないので、もし上記のような罠にハマってしまったときは、

✅「事実を客観的に受け止める」ことを意識しましょう。
✅これは勝手に悪いほうに考えるクセが出ているのだなと一旦受け止めましょう。
✅受け止めたら、自分はいま「無理だ」「だめだ」と考えているのだという思考に対して、否定をするのはやめましょう。
✅「大丈夫、落ち着いて」と自分に言い聞かせましょう。

今まで他人軸で生きてきた場合、2、3日でいきなり自分軸で生きていくのは難しいかもしれません。もちろん関連の書籍を読んだり話しを聞いたときというのはある程度気持ちも高ぶり、多少自分軸で生きていこうと思えるかもしれません。しかし、長年積み重ねてきた脳の思考パターンは、なにかの拍子にすぐ元に戻ってしまいやすいのです。

じゃあ、どうするのか?
自分の価値観を知り、自分はこのままでいいのだと自分を好きになって自信をつけることが必要になってきます。その第一歩として次の冒険に出ましょう。

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