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桜の画集〜コンテストバージョン 冬について
厳しくも美しい日本の冬。
この力強い旋律を聴くと、朝日が昇り、色んな命が雪の下で春に向かって力を溜めているような。
長い音は息を抜かない方が力強さが表現されます。
とにかく素敵な曲だから、一度聴いて欲しい。
日本人の心に刺さる曲。
絶対演奏したくなる曲。表現したくなる曲。
桜の画集〜日本の四季〜コンテストバージョン 秋について
秋は夕暮れ ようようしろくなりゆく………
そんな歌を思い出す旋律。6/8拍子のパストラーレ。
あぁ、日本は何て美しい国なんだろう
そう思える旋律。
旋律も伴奏も気持ちが良くて遅くなりすぎないように気をつけないと、この曲の良さが壊れてしまう。
静かで、強くて、趣きのある、そんな情景がぎゅっと凝縮されてる。
多くを語ってしまうと陳腐になってしまう気がする。
とにかく聴いて、演奏してみて欲しい。
桜の画集〜日本の四季〜コンテストバージョン 夏について
4〜5重奏のアンサンブル曲。
日本の四季を桜を通して描いています。
さて、今回は夏について。
夏の山。出だしはそれぞれのパートが別の事をしながらも、日本の力強い夏の空気や喧騒が一気に押し寄せてきます。
その後、蝉の鳴き声が付点の伸ばしで表現されています。
リズムはラテン。
付点を持ったパートは、音を短くしないで出来るだけ真っ直ぐに伸ばして、次の音と音の間を一瞬開ける。平な息を入れ続けると、より
「桜の画集」〜日本の四季〜コンテストバージョン 春について
桜の画集は、春夏秋冬の桜を通した日本の四季の風景が描かれています。
〜春について〜
春というとぽかぽかで穏やかな春の空気をイメージしますが、この曲の春は、視界いっぱい桜色になるような桜吹雪の、百花繚乱という表現が合うような、華やかな春です。
美しく、力強い、それでいて繊細な桜。
どんどん転調していく旋律とアルペジオのクレッシェンド・デクレッシェンドで嵐のような桜の花びらが舞い散る様子を表現してい
桜の画集 コンテストバージョン
三浦真理さん作曲の桜の画集を編曲するきっかけは、ファゴットのレッスンに来た子が、元の東京ベルリン八重奏(ファゴット八重奏)のために書かれた曲を四重奏にしてアンサンブルコンテストに出場したいとの事でした。
三浦真理さんにはかなり前にお会いした事もあり、小山さんのCDの日本の抒情歌でファンでしたので、僭越ながらも二つ返事で編曲に取り掛からせていただきました。
めくるめく桜の世界。日本の野山の美しさ