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HSP(繊細さん)って知ってますか?

突然ですが、皆さんは、HSP(繊細さん)って知ってますか?
このたびはこちらのnoteを開いてくださり、ありがとうございます。

自己肯定感カウンセラープロフェッショナル、HSPカウンセラープロフェッショナル、アドラー流プロフェッショナルメンタルトレーナー、※1自己肯定感アカデミー認定講師のさとこです。星読み開運占い師としても活動しております。  

※1 自己肯定感アカデミーはカウンセラーで『自己肯定感の教科書』の著者であり、アドラーやフロイトの教えを融合させた肯定心理学の提唱者の中島輝先生が主催する団体です。中島先生が15000人のカウンセリングで回復率95%を誇る実績のあるかたです。そんな経験からのメソッドをはじめ、アドラー心理学や自己肯定感の教えと共に、カウンセリングやコーチングなど、体系立てて学ぶことができるアカデミーです。中島先生ご自身もHSPであり、HSPさん専用のHSPカウンセラーの資格を発行している民間の資格発行団体でもあります。

長く書きましたが、わたしのことは心理学の先生、自己肯定感の先生、カウンセラー、メンタルコーチ、占い師とご認識いただければ嬉しいです。

わたしがTwitterの発信をしていて感じたことですが、繊細さん(HSP)の特徴をおえしている発信は、想像以上に反響がありました。

私がなぜこのnoteを書こうと思ったのは理由があります。


なぜこのnoteを書こうと思ったのか?

それは、Twitterの発信をしていると.「繊細さん(以下HSPという)という言葉を知ってよかったと」いう方が多くいました。私の発信が誰かの役に立てているというのはとても嬉しくありがたいことでした。そしてもっとHSPのことを皆さんにお伝えして、みなさんがもっと自分を理解して、自分らしくいてほしいと思うようになりました。しかしTwitterだけだと140文字だけではなかなか情報を伝えきれない部分がありました。

わたしが、HSPを知ったキッカケは友人Facebookに「繊細さんの本を読みました(中略)自分も繊細さんだと知って腑に落ちた」と投稿していたことでした。

その当時は繊細さんもHSPもまったく知らない言葉でした。
単純に繊細さんってどんな人なんだろう?どんなことに腑に落ちたんだろう?それらが知りたくて、軽い気持ちで手に取ったのを覚えています。

友人のSNSの発信で本を読む機会をいただき、それがきっかけでわたしはHSPの言葉と概念と出会いました。

『「繊細さん」の本』(飛鳥新社出版)を読んでみると衝撃的な内容がいくつかありました。

それはわたしがHSPだったということよりむしろ、多くの方がHSPのように繊細でないことでした!!!!!

いくつか事例をあげると

✅怒っている人が近くにいても気にしない
✅音がうるさくても平気
✅洋服のチクチクが気にならない
✅きれいな夕焼けを見ていない

そんなことあるのかな???

と正直驚きました!

わからないことがわからなーーーーーーーい!!!!!!!!

でも実際に思い返してみると「普通そういう発想はないよね」とか、「そんなことなんで気にするの?」とよく言われてきました。

そして今でも普通に感じていることを話しただけなのに「発想がおもしろいね」とよく言われます。

Twitterの発信を続けてわかってきたことは、TwitterというSNSにはたくさんのHSPさんがいて、本人がHSPと認識していないことでした。

HSPも、繊細さんも言葉さえ知らなかったということに驚きました!

嬉しいことに、「さとこさんの発信を見てHSPを知りました」「知ってよかったです」というお礼のDMやリプライをいただくことも多々ありました。

わたし自身も多くのHSPさんと繋がることができ、実体験、考え、感情を共感していただくことがとても嬉しい思っています。

それと同時に、私が学んできた情報や知識を皆さんにもっとお伝えして、皆さんの生活が豊かになったり、心が軽くなったりすることができたらいいなと思うようになりました。

当然ながら、140文字のツイートでは情報をお伝えしきれません。
HSPについて本を読めばもちろんもっと知識も得られます。
いままで何度か本も紹介させていただきました。

(実際に手にとって読んでいただいた皆さん本当にありがとうございます)

でも、普段あまり本を読まない方には、もう少しお手軽でもより詳しく情報をお伝えすべくこのnoteを書きました。

このnoteはHSPの基礎知識を知りたい方向けです

読んで欲しい方はこんな方

✅そもそもHSPとか繊細さんって何?
✅HSPの基礎知識をお手軽に身につけたい
✅自分がHSPか確認したい
✅ 漠然とは知ってるけど人にうまく説明できない
✅自分の知識が合っているか確認したい

HSPについてもう充分に知ってるし、もう知識の確認もいらないし、わたしのHSPのエピソードも知らなくてもいいよと言う方は、時間の無駄になってしまうので読まないでくださいね。

でも、もし少しでも興味がある方はぜひ最後まで読んでみてください。きっと何か発見があるはずです。5人に1人の割合でいると言われているHSPですから、これからのみなさんの人生の人間関係にお役に立てる情報やエピソードがことがあるはずです。情報や知識を持ち帰っていただき今後の人生がより豊かになっていただければ幸いです。

お読みいただいた方はぜひ感想をシェアいただきますととても嬉しいです🍀✨

まずはわたしの自己紹介をさせてください。

私の自己紹介

年齢は44才です。家族は夫1人、小学校3年生の息子1人の3人家族で、生まれも育ちも東京の下町で、現在も下町エリアにすんでいます。仕事はクレジット会社の事務をして20年以上で、中間管理職になります。そして本業は今年45歳を期に早期退職して、フリーで働いていく予定です。

趣味で占いを習っていましたが、それが転じて、いまでは星読みの占い師の仕事もしており、おかげさまで多くの方にご好評いだいています💫💫💫

そして、自己肯定感アカデミーで体型立てて学んだ、コーチング、カウンセリングのスキルはここで大いに活かされています。
以下は占いを受けていただいた方の感想ツイートです。  

占いを仕事でやってみて気がついたのですが、占いはわたしの天職の一つなんだと確信しています。

(もし占いに興味がある方はTwitterのDMへご連絡ください。まずは詳細をご連絡いたします。
https://twitter.com/satoko_blessyou )

趣味は、スマホで写真をとったり(プロフィールのヘッダーの写真、このnote記事の冒頭にある写真私がiPhoneで撮影したものです)、読書、食べ歩き、旅行、などなど。人と話すのが好きで、Twitter関連のオフ会には2022年5月から参加を開始し、リアルに300人以上の方と実際にお会いしています。これはTwitter関連のオンラインサロン5つも所属している恩恵です。おかげさまで、中には何度もお会いさせていただき、食事したりと仲良くさせていただいているかたもいらっしゃいます。この場をお借りしてお礼させてください。いつもありがとうございます。
これからも仲良くしていただきましたら幸いです。

HSCだった私の子供の頃

HSPの概念と出会ってから子供の頃のことをよく思いだします。
子供のHSPをHSC(ハイリーセンシティブチャイルド)と呼びます。

子供の頃から泣き虫でいつも、母親や周りの人たちに
「なんでそんなことでなくの?泣かなくてもいいでしょ!」
と言われて余計に悲しくなったのをよく思い出します。
どんなことでも泣いていたのかと言うと、アニメ主人公が悲しい目にあったり、悲しいニュースには自分が関係なくてもとても悲しくなって、つらくていつも泣いていました。

後ほど説明に出てくるHSP(HSC)の特徴の1つの共感が人より強かったから起きていたことでした。

私の両親とは歳が離れていて、父が42才、母が36才の子供で

3つ上の姉は私ほどの繊細さはみられませんでしたが、わたしが何かあると寄り添ってかばってくれる、優しい良き理解者でした。

これは大人なってに気がついたことなんですが、わたしの母親は少し前の表現でいうと、アスペルガー症候群、今でいう自閉スペクトラム(ASD)で、こだわりがつよくてとてもわがままだったたり、部屋の掃除や片付けなどがうまくできない母親でした。
母のことは好きですが、気にしてしまうHSCのわたしとはあまり相性がいいとは言えなかったと思います。

【共感覚のこと】
皆さん、共感覚はご存じですか?
多分多くの方がご存じではないと思います。
それは共感覚がある人は人口の1〜2%と言われており、あまり世の中に問題視されてこなかったからです。
どんな感覚かと言いますと、白黒の文字に色が見える感覚です。
多くの方の頭の中に「?」はてなが浮かんだのではないでしょうか。
具体例を出すと私の場合は「さ」はピンク色、「つ」は茶色、「み」は緑色に見えました(今は子供の頃ほどははっきりとは見えないです)
それを母に何度も伝えましたが、いつも答えは「何を言っているのかわからない」とうい虚しい回答でした。

もしも、皆さんのお子さんやご家族、ご友人など、周りの方のの感覚がたとえ理解できなかったとしてもぜひ皆さんにはこう答えていただきたいです!!!

「へえ、そうなんだ」

これだけでいいです!!!
理解して欲しいんではなくて認めてほしい
ただそれだす。
母から一言、たった一言、その言葉がほしかったのが本音です。

【小学校のクラスで1人花粉症】
30人いるクラスで花粉症が1人なんて、今では信じられないかもしれません。私が子供の頃は、(今は44歳なので、35年以上前です)花粉症という言葉は一般的ではなく、医学用語である、アレルギー性鼻炎だったり、アレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚炎、という言葉でよばれているだけでした。

春になるとくしゃみが止まらなくて、いつも鼻を噛んでいたり、目がかゆくて赤くなっていましたがそんな人はわたし一人だけ

小学校の頃のある夏休みの自由研究は“花粉症について“だったことは忘れられない記憶です。

そしてそんな子供はクラスにわたし一人でどこか腫れ物扱いされていました。
自分でもどうしていいかわからず、母がドクダミ茶がいいと聞いては苦いお茶を毎日飲まされたり、ヨーグルトがいいと聞きあまり好きではないのに義務感で毎日食べてみたり…。
乳製品を毎日とり続けるなんて今思うと全く逆効果でとても恐ろしいですが、それほど情報は取りづらい時代で、TVの健康番組の情報にすがっては一気一憂しているような毎日でした。

【工場町に育った悲劇】
わたしは東京の下町の出身でいわゆる町工場の町で育ちました。

すぐ家の裏に住んでいた、わたしのおじもプラスチック製のキューピー人形やら、薬局のオマケでくれたカエルの指人形などを作っていました。

そしてそんな町には、どこからともなく「ガッチャン、ガッチャン、グイーーーン、ブーーーン、ウィーーーーン…」と絶えず工場の音が聞こえてくるのです。

昼間はいつもどこからか聞こえてくる音を聴かないようにとしてましたが、本を読んだり、勉強したりは昼間はとてもできない状態でした。
今なら耳栓をすればいいという単純な対処法もわかっていますが、当時は自分がまさか音に敏感だったとは全く気がついていませんでした。

【図書館での勉強が苦手】
ある時に図書館に行くと静かでいいと教えてもらいましたが、図書館で勉強する人がたくさんいることが気になって気になって、どうしてここで皆さんが集中できるのかが不思議で仕方なかったのを覚えてきます。
これはまさに人の気配を気にしてしまうHSPの特徴そのもののあらわれでした。
そんな子供時代だったため、振り返ると苦労が多かったように思います。

HSPの基礎知識

第一章 HSPとは何か?

通称、繊細さんと呼ばれているHSPはハイリー、センシティブ、パーソン(Highly Sensitive Person)の略で日本語です。

「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」
という意味になります。

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