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【読書レビュー】10日もあれば世界一周

この本を手に取ったきっかけ

世界にコロナが蔓延して早3年、すっかり海外旅行もご無沙汰。
せめて旅行気分だけでも味わいたいと思い、図書館の「旅行」の棚で見つけたのが本書。
「10日で世界一周?そんなことできるの?」
という好奇心で読み始めた次第。

本書の内容

世界一周航空券を利用して綿密に計画すれば、期間10日間お値段30万円以上で世界一周が可能らしい。
筆者は成田→台北→バンコク→ムンバイ→アジスアベバ→パリ→ポルト→ニューヨーク→成田の行程を10日でこなしている。
現地に朝着いて深夜に出発する弾丸ツアー的な行程もあり、かなり慌ただしい印象もあるが、現地での過ごし方も含め友達から旅行話を聞いているようで、かなり楽しくワクワクしながら読み進めることができる。
世界一周航空券の種類や宿の予約方法や国ごとの注意点など、実用的な要素も多い(ただし出版が2014年と若干古いため、現在は事情が異なるケースもあるかもしれない)。

読後の気持ちの変化

世界一周といえば、宝くじに当選したとかクイズ番組の優勝賞品など、どこか特別な選ばれた人たちだけが経験できるものというイメージだったが、本書はとにかく「世界一周旅行」のハードルを下げてくれる。
筆者と同じようなスケジュールだと体力が持たなそうなので、最低でも2倍の20日間の猶予が必要そうだけど、「世界一周旅行」の夢をかなり現実的にしてくれる。
いずれにしてもなるべく健康で元気もある若いうちに行ったほうが良さそうだ。
いや世界一周じゃなくてもいい!コロナ関連の規制もかなり緩和されつつある今、どこでもいいからそろそろ海外に行きた〜い。

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