目線を育むことが大切
昨日は、NPOの活動が2件。
午前は市民センターの子ども講座での「あそぼうさい」で、午後は視覚障害者の支援をしている「ガイドボランティアサークル ゆう・あい 」さんの研修。
うちのNPOのリーダーが、研修の講師をすることになっていたので、午前の講座の後そのままついていって、見学させてもらってきた。
学生との活動は、こちらが指示するような上下の関係ではなく、一緒に横並びで活動していく、協働の関係性であること。
シニア世代しか集まらない防災訓練を、入口を低くして子どもにも参加してもらえるように始めたあそぼうさいは、知識を教えるのではなく、目線を育むことを意識していること。
他団体や学生との協働で、大きな防災イベントも実施してきたことなどなど。
パワポとか使えない環境の会場で、資料をもとにうちの団体について簡潔に説明していた。
その後、あそぼうさいのゲームの1つ「ダイバーシティかるた」の体験。
五・七・五の読み札を聞いて、ピクトグラムが描かれた絵札を取っていくかるた。
障害者福祉の分野で活動をしている人たちなだけに、詳しいかなと思ったけど、知らないマークもいっぱいあったみたいで、みんな興味津々。
とっても楽しんでもらえたみたいだった。
このゲームも、目線を育むことの一つ。
知っているのと知らないのとでは大違いで、知れば次から目に入ってくる。
きっかけがあればできることが増えていくから、まずは視線が向くことが大事だという話に、みなさん納得の表情だった。
質疑も含めてたった1時間の研修だったけど、とっても充実した内容だったと思う。
ちなみに、「ダイバーシティかるた」はこちらからダウンロードして使えるようになってる。
五・七・五になってるから、カードの意味も覚えやすいという優れもの。
こういうゲームをイチから生み出していく想像力とか柔軟性もすごい。
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