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noteを始めて1年。ライターになった私の気づきとこれからのこと。

2020年6月7日。初めてnoteを投稿した日は、33歳の誕生日でした。

あれから一年、とちょっと。
34歳になった私は、一年前とは全然違う環境にいます。

noteのおかげ、と言っても過言ではないかもしれません。

当時はインハウスでWebディレクターをしていたのですが、3月末で退職しました。そして4月に結婚し、5月に引っ越し。6月からはWeb制作会社でアルバイトをしながらライターの仕事を始めました。関西写真部SHARE様で定期的に書かせてもらっています。

大学時代は写真部に所属し、今でもカメラが趣味なので、好きなことをテーマに書かせていただけて大変ありがたい…!


noteのおかげで思い出した夢

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実は、子どものころの夢は小説家だったんです。成長するにつれ、自分には無理だと気付き、それならせめて本に関わる仕事をしたい、と就職活動では出版社を目指しました。が、全然受からず…。
これでダメだったら就職浪人か…と思って最後に受けた紙の専門商社に内定をいただき、入社しました。

それから月日は流れ、自分が幼少期に文章を書く仕事がしたかったことをすっかり忘れていましたが、このnoteを始めて、「やっぱり文章を書くのが好き」ということを思い出したのでした。

まあこの「好き」は複雑で、書いている最中は自分の文才のなさに絶望したり、早く書けばいいのにTwitterやインスタを徘徊して時間を消費する自分に情けなくなったり、「何を根拠に文章を書くのが好きって言ってんだ?」と思うこともしばしばなんですが。
最終的には、書こうと思うんですよね…。摩訶不思議。


noteのおかげで未経験からライターになれました。

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実は、前職でサイト内のテキストやブログなど、文章を書く機会は多かったものの、Webライターとしては未経験だったんですね。
でも、このnoteを見てもらったところ、「面白い!」と採用いただくことができました。
noteやっててよかった…!!

なんでもやってみるもんだな、と当たり前のことを再認識しました。

それと、すべては繋がっている感じがします。大学時代に写真をやっていたことも、紙の専門商社で得た経験や知識も、WebディレクターでSEOについて知れたことも。
もしいきなり新卒でライターになろうとしてもなれなかったと思うし、スーパー奇跡が起こってなれたとしても、絶対うまくいかなかったでしょう。

振り返って気づいたことは、ぼんやりとした核を持ってゆっくり前に進んできた、ということです。
明確な目標があったことはあまりないし、「売れたい!!」みたいな野望もないし。ただ自分らしく、のびのびと楽しめる場所を目指して歩いてきて、そして今もその途中です。

それがいいのかはわからないですけど。他人からすると「遠回りだな~」と思われるかもしれません。
でももし「なんとなくやりたいことがあるけどもやもやしている」みたいな方がいらっしゃったら、ぼんやりでもいいからとりあえず動いてみたらいいことあるかもよ、とは言えます。気楽に!なんでもやってみるもんです!
あ、あと人との出会いは大切にした方がいいです。これは確実に。


これからのこと

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ライターになれたといっても、まだまだ最初の一歩。これからはフリーライターとして活動しつつ、「紙の面白さを伝える活動」もできたらいいな、と思っています。
やっぱりぼんやりしているんですが(おい)、紙に関するワークショップとかやってみたい!

紙ってかなり身近なモノのはずなんですが、「商品」として認識している人は少ないと思うんですよね。チラシとかタダでもらえる紙モノも多いからか、紙屋さん時代に自分の仕事を説明すると「え?紙って売ってるの?」って言われることもしばしばでした(笑)。

タダでもらえるチラシでも、そこにはデザイナーさんがいて、印刷会社さんがいて、紙屋さんもいて、インキ屋さんもいて…。たくさんの人が関わって世に届いている。今は裏側になっている部分を世に発信していって、もっと誰でも紙や印刷が使いやすくなったら、斜陽産業と呼ばれる業界でも、少しは変わるんじゃないかなあ…と思うのです。

やっぱり、紙にはなくなってほしくないですからね。

というわけで、これからもこのnoteで紙や印刷について発信しつつ、引き続き一歩ずつ進んでいきます。
もし紙関係で面白いことしたい!という方がいらっしゃたら、ぜひご一緒しましょうー!


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