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日々の徒然

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2021年5月の記事一覧

田・米・人。呼び名と漢字の成り立ち

田んぼは7年目で主をバトンッチした。でも、この間、田んぼから学んできたことはとても多い。 稲、藁、籾、籾殻、糠…稲ほど、名称が色々変わる植物はないと思う。全体は「稲」。脱穀をしたら「稲藁」と「籾」。籾摺りをしたら「籾殻」と「玄米」。精米したら「米ぬか」と「白米」。。。 トマトは、「トマト」と「トマトの茎、トマトの葉、トマト(の実)」。 「田んぼ」という栽培場所も、お米を栽培する場所を指す。「畑」は「トマト畑」「キャベツ畑」と、色んな作物を栽培する場所。 なんで、「米の

進撃の巨人とコ◻︎ナ

進撃の巨人が流行り出した頃、「なんか気持ち悪くて人喰い巨人との戦い漫画」と思っていた。でも、なんとなく気になって、Amazon primeでアニメ版を見たら、その深さに驚いた。 巨人が人類の敵だと思って戦っていた主人公たち。そして、それに対する中央政権とのぶつかり合い、さらにはその外の世界との闘い…。 翻って、この社会。 これまでは、コ◻︎ナウィルスが人類の敵だと思って対策をしてきたけれど、飲食店が危機的状況になっている。まるで、飲食店や酒が悪者みたいに。これは、政策との

刷り込みと正義

3.11が起こった時、日本中に放射性物質が拡散した時、「国の規準を上げたから20Bqでも安心」「食べて応援」が蔓延した。 マスクをしたり、西の食材を買ったり、給食を子どもたちに食べさせたくなくてお弁当を作ったりしていたママたちは白い目で見られた。 コ◻︎ナが拡散した時、陽性者も感染者も発症者も「感染者」と数えられ、営業成績のごとく毎日の感染者数が報道された。 マスクをしていない人が罵倒され、「PCR陽性」なだけで村八分同等のような事件も発生した。 時間に「もし」はないけれ

とりあえず、やってみる。

昔から、なんでもやってみたくなるタチだった。すぐ影響されて、やってみて、続くものと続かないものと。 ここ10年でやってみた、私にとって大きなこと。 ・冬期湛水不耕起栽培を長野に学びに行き、田んぼをやる ・自分でワークショップ・イベントを企画する ・ワークショップ講師をやる ・味噌や醤油などの調味料を作る ・魚を捌く 共通するのは、 ・やらないとわからない、気づきがものすごくあること ・やってみたら、思った以上に楽しかったりおいしかったり 船釣りに挑戦伊豆の旅で、船釣