見出し画像

進撃の巨人とコ◻︎ナ

進撃の巨人が流行り出した頃、「なんか気持ち悪くて人喰い巨人との戦い漫画」と思っていた。でも、なんとなく気になって、Amazon primeでアニメ版を見たら、その深さに驚いた。
巨人が人類の敵だと思って戦っていた主人公たち。そして、それに対する中央政権とのぶつかり合い、さらにはその外の世界との闘い…。

翻って、この社会。

これまでは、コ◻︎ナウィルスが人類の敵だと思って対策をしてきたけれど、飲食店が危機的状況になっている。まるで、飲食店や酒が悪者みたいに。これは、政策との闘いにシフトしているんじゃないか。

まるで進撃の巨人。

産業はつながっている

こんな署名活動が、ある醸造家さんからタイムラインで流れてきた。

--下記、一部抜粋--
日本の飲食業は多くの産業に通じて下支えをしています。
農家、水産業、畜産業、酒造、輸入業、多くの産業が飲食業と共にあります。

飲食業がもう持たずに耐えれず。街から消えていきます。
また耐えきれず営業している店舗に「違法営業と言うのは悲しいです。」

どうか飲食業を残す為に日常を取り戻すために
みんながきちんとルールを持って、感染対策を施して営業出来るように、応援してください。

未来へ伝えて行く為に皆様の心から「応援」
伏してお願い申し上げます。

「醸造家さんのところに行っても、飲食店が休みで、作っても売り先がない」
という声を聞いた。

一次産業・二次産業・三次産業という言葉を習い、それらが分断されているように感じていたけれど、みんな、繋がっているだという事に改めて気づかされた。

獺祭の旭酒造も、同じような訴えをされた模様。

国には国の「守り方」があり、飲食店には飲食店の「守り方」があり、私には私の「守り方」がある。

「巨人という恐怖からの守り方」も、それぞれで違っていて、それぞれがそれぞれの正義で動いている。


でも、私たちの社会には、救世主もウルトラCな対策も無くて、自分の免疫力を正常に働かせる暮らし方をするしか根本解決はないと思ってる。そして、自分で情報を判断する力と、他者の真実・正義と戦わない姿勢。

大切な生産者さん・醸造家さん・お店を守りたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?