バーチャル起業(5)ペルソナの設定
定年だ。これからは、自分らしく仕事をして 楽しく生きよう。
同世代の会社卒業生に向けて、自分の世界を実現するお手伝いをします。
会社から、経済的・精神的に自立した状態になるために、起業しよう?
バーチャル起業で、腕だめし。
どんな課題を解決するのですか?(前回)
課題とは、誰かが感じる「不満」「不安」「不足」などの不の事。
課題が明確になったでしょうか?
そう簡単ではないと思います。
なぜなら、同じ「不」でも人によって感じ方が異なるのです。
ですから、この課題を誰が感じているかが考えて行きます。
その課題はどんな人が感じるのだろうか?
よく言われるペルソナです。
ペルソナとは、その人の属性の事です。
例えば、「キャンプ場の予約や、使い勝手について」感心がある人物
名前: 酒井 あかね
年齢: 35才
出身: 三重県
趣味: 料理、釣り、ハイキング
職業: 東京の大学卒業後、中堅のIT企業にプログラマーとして就職
システムエンジニアとして、プロジェクトのリーダーを務める。
生活: 9年前に同じ職場の人と結婚。
現在は、小学6年生と、中学2年生の娘がいる。
忙しい毎日でも、家族で週末のキャンプや釣りが好き
家族の健康のために、食の安全、自然食材を選ぶことが多い。
地球環境保全への強い関心がある。
キャンプについての拘り:
キャンプ場に、自然環境の良い場所や、過ごしやすさ、安全性
を重視している。
設備に利便性も重要だと考えているが、環境優しい事が優先。
スマホ・ITリテラシ:
Facebookやインスタグラムは、毎日見ている。
普段は、iphoneをで情報を収集している。
この様に、今回は「キャンプ」関連の課題を想定するなら、これに関する情報を多く書き加える。
決して、山田太郎のように、実在しない事が前提の名前やプロフィールは書いてはいけない。
あたかも、目の前にそんな人がいるようでないといけない。
できれば、写真の様に、顔(顔つき)や体つき、服装、持ち物、など事細かに書く事が重要です。
特別な人ではなく、世の中に普通にいる存在する設定です。
また、一人ではなく、何人も設定するの良いです。 その中から、1つのペルソナを使います。
他のペルソナは、見直しなどの時に使うかもしれません。
共感マップ
ペルソナは、基本的な属性です。
しかし、課題を感じるのは、有る状況に置かれた時です。
その人の性格や、価値観、経験により、その時の行動が変わります。
共感マップは、その人がどんな価値観で、どんな事を思い行動するのかをまとめたシートです。
共感マップによって、心の内を明確にします。
ペルソナをよりリアルな存在として設定する事ができます。
課題を抱えてるペルソナの行動を予測して、課題にどう対処するのかを具体的に考えるために使います。
これは、課題を具体的にして、ビジネスを考える上で非常に重要です。
アイデア出し4 まとめ
とにかく課題と同じように顧客(ペルソナ)を具体的にする事です。
以外とこのペルソナは設定できません。
「40代会社員」とか言う事が多いと思いますが、それでは顧客の特徴が特定できない為、解決策が具体的にならないケースが多いです。
課題の受け止め方は、年収や家族構成、価値観などいろいろな要素で変わります。
また、一日の中でも変わりますので、生活の様子が重要なのです。
こうして、課題を感じる前提条件も考えて行く事になります。
まずは、どんな人より、「誰」を作って行く事が大事です。
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