雇いたい人材になる

シニア(=自分)のQOLを向上させるソリューションを構想中です。
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指標を持とう

ビジョナリーカンパニー2の続きを読んでいます。
ちょっと、読むペースが落ちてしまいました。
偉大になった企業では、第5水準の経営者が自分のビジネスの基本の本質を見つけ、それにフォーカスして地道に施策を進めることがポイントです。
「偉大な企業になるには、三つの円が重なる部分を深く理解し、単純明快な概念( 針鼠の概念)を確立する必要がある。」引用 ジム コリンズ. ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則 (p.214). 日経BP社
(この針鼠の概念とは、針鼠と賢い狐の話です。
事を複雑そのままに捉え、色々な策を考え俊敏に行動する賢い狐が、針鼠を捕まえようとするが上手く行かない。 当の針鼠は、モノ事をシンプルに考えて、(単純明快)襲われる時には丸くなって背中のトゲで全身を覆い、身守るだけ。
こんな単純な戦術でも、狐は毎回手をだぜずに悔しい思いをする。
この針鼠の様に、モノ事の本質を見つけ、単純化する事により一貫性のある対策ができという概念)
本質が正しければ、強力に機能する。

しかし、針鼠の概念だけでは、偉大な企業にはなれない。
そこには 3つの要素(輪)が不可欠なのだそうです。
1)情熱を持って取りける事業である事
2)経済的原動力なる事業
3)(かなり良い状態ではなく)世界一に成れる事業である事
これらの要素(輪)が重なったところを見つけ、第5水準の経営者が関わる。
ここで、第5水準の経営者は、創造性と規律文化を持った組織に作り替えていく。 創造性と規律をもった組織は、、責任を持ち、能動的に動き、偉大な企業にして行くのです。
これを一貫して一つの財務指標を使って追求していくのだそうです。

この指標そのものはともかくとして、この考え方は自分の将来の就職を考える時にも有効ではないかと思ったのです。
自分の「情熱を注げる事」「推進する指標を持っている事」「世界一になれる分野である事」を明確にして、EQを高くできれば、再就職であっても上手く行くような気がします。
もちろん、世界一になれる分野なんてないと思いますが、少なくともスキルアップでより良い状態には出来そうです。
情熱がないと続きませんので、情熱を持てる事とはなにかですね。
これは考えていなかったのですが、何か指標が必要なのかもしれません。
外部の公の指標なのか、自分で定めるものなのか、いずれにして測定できる事が重要です。
さらに、今の時代は、EQが重視されていますので、訓練する必要があります。
自分を分析し磨き、指標を使って進んで行けば、採用したい人材になれるでしょう。
再就職をされた方々のブログを拝見すると、自己を磨き、何かしらの指標を持って行動されていました。
自分も、やって行かなれば。
再就職活動というより、雇いたいと思われる人材になる事が先ですね。
そうなろうと思います。

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