Satoal

技術文書の翻訳者です。 文/理の隔てなく、自分が気になったことを調べてまとめます。

Satoal

技術文書の翻訳者です。 文/理の隔てなく、自分が気になったことを調べてまとめます。

最近の記事

ストリートファイター6をプレイしているというお話(2024年2月時点)

表題のとおり、現在私は対戦格闘ゲームシリーズであるストリートファイターの最新作、『ストリートファイター6』をプレイしています。 プレイ期間が半年を超え、最高ランクであるマスター(厳密にはさらに上がある)にも到達できましたので、本稿ではそこまでのゲームプレイを通じて感じたことや考えたことなどを書き残してみようと思います。 なお当方、PS5の純正パッド操作の「モダン」キャミィ使いであり、MR1300代のマスター下層?でもがいている程度の実力ですので、その前提でお読みいただければ幸

    • 実務翻訳者5年目の所感

      かなり久しぶりの投稿になります。 これまでは読書のアウトプットのような記事を書いてきましたが、今回は主に仕事のことや、自分語りなどをしてみようかと思います。 タイトルのとおりですが、私はフリーランスで技術文書の翻訳者(英日/日英)をやっており、この記事はその5年目時点での所感をまとめたものになります。 インターネット上やこのnoteというプラットフォームには、既に翻訳者の方々が投稿した数多くの記事がありますが、そういった記事は翻訳者を目指す方々へのアドバイスであることが多く

      • ヨーロッパ世界における「光」の表現

        以前行った「啓蒙」という語に関する調査の中で、その翻訳元であるドイツ語の「aufklärung」(フランス語:lumières、英語:enlightenment)の語義が「光で明るくする」であることを知った。 その際の調査結果とは別にして、個人的にではあるが、この語義には妙に惹きつけられるものを感じていた。というのも、「宗教的・神秘的な迷信などを排し、自らの知性および理性で物事を理解する」ことが、「光で明るくする」と表現されているのである。なんてオシャレでカッコいい発想なの

        • 翻訳語としての「啓蒙」に関する調査

          今回、ふとしたきっかけから「啓蒙」という1つの言葉に関して個人的な調査を行い、最初に設定した目論みに沿う形でその結論を得ることができた。この調査はあくまでも私の趣味であり、本来は自分の中で納得が得られた時点で終わりを迎えるものである。ただ、これを通じて得られた多くの知見を忘れ去ってしまうのはもったいないように思われたため、このnoteという場でもって今回の調査をまとめてみることにする。 このアウトプットを通じて、自分の中でのより確実な知識の定着に期待したい。 調査を始めたき

        ストリートファイター6をプレイしているというお話(2024年2月時点)