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男性に多い結婚後に変化するお金の考え方

こんにちは。東京都練馬区で活動をしているファイナンシャルプランナー(FP)の佐藤彰です。

昨日は毎月第三金曜日に開催しているFPトークライブセッションでのYouTubeライブでした。(イベント専用のホームページもあるのでよかったらこちらも見てください。過去のアーカイブや動画の文字起こしも掲載しています)

このイベントでは全国のFPと一緒に、実際にあったFP相談事例についてざっくばらんにお話をするイベントで、今回で8回目でした。

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今回は、僕が昨年担当した新婚30代の夫婦の事例について意見交換しました。

男性は結婚するとお金の価値観が変わる?

僕の場合、結婚後のライフプラン変更に伴うご相談を受けることが多いのですが、特に男性は結婚後にお金に対する考え方が変わる方がとても多い印象を受けます。

特に多いのが、独身時代はお金に無頓着で浪費をしてしまうケース。反対に将来のためと考えて余裕資金を積極的に貯金や投資に回すケースも増えているように思います。

ただ、そういった方々でも、結婚すると意識が変わります。それは、自分以外のことも考える必要が出てくるからです。

浪費していたら「そろそろ計画的に貯金しないと…」というように意識が変わりますし、積極的に貯金や投資をしている方でも「どこでどのように使っていこうか?」という意識が出てくるようです。

お仕事の場面で「役職が人を育てる」という言葉を聞くことがあります。結婚した後にも、そういう感覚で意識が変わってくるのかもしれません。

FPが相談者さまとは異なった観点で話すときにどうするか?

今回の相談者さまの場合、独身時代は「保険は契約しない」、「余裕資金は積極的に投資に回す」というスタンスでした。

しかし結婚され、これからお子さんの出産を検討し、住宅も建てそうとされており、今までの考え方からの切り替えが必要な状況にありました。

実際の相談時にもまさにそのようなことを相談者さまにお伝えしたのですが、今回改めて他のFPのみなさんのご意見を聞いて、まさにそこがポイントだったなと感じました。

ここで、注意が必要なのは、FPが提案内容を押しつけないということ。相談者さまの今までと違った考え方も必要である点について情報提供はするものの、それは1つの切り口であるということです。

今回の相談者さまは家族を大事にしたいという思いがとても伝わってくる方で、できるだけ今考えていることを尊重したご提案をしようというスタンスでお話をうかがっていたのですが、だからこそ違った観点も必要で、それをどの程度そしてどのようにお話するかは悩みどころでした。

押し付けではなく、選択肢の提示。こういったスタンスを他のFPのみなさんとお話していて再度大事にしたいと感じました。

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佐藤彰/資産形成とコーチングの専門家
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