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お金での後悔は生かし方次第で人生のかけがえのない投資に変わる

こんにちは。東京都練馬区でマネトレをしているファイナンシャルプランナー(FP)の佐藤彰です。

お金の使い方に関して、大事なことでまだ書いていないことがあると気がつきました。

それは、浪費と投資との関係性です。僕自身の経験を踏まえてそのことを書いてみたいと思います。

お金には3つの使い方がある

お金の使い方には、一般的に3つの種類があると言われています。

1つ目は、浪費、言い換えれば、無駄遣いです。

2つ目は、消費、日々生活していく上で必要な食費や光熱費などがこちらに当たります。

3つ目は、投資です。これは資産運用というよりも自分や家族の将来のために使うお金、企業でいえば設備投資や研究開発費に当たるものです。

このうちの浪費と投資には、実は深い関係性があります。

その点について、僕が若い時に経験した出来事から書いてみます。

20代の頃の僕のお金の使い方

僕自身、金融機関に勤務していながら後から振り返ると、結構無駄遣いをしてきたなと感じます。

20代の頃、僕は早く起業したいと思っていました。

いろんな人に会ったり、セミナーに行ったり、とにかくいろんなことをしていました。

当時は、「将来のための投資だ!」と意気込んでいて、いいお金の使い方をしていたと思っていました。

しかし、今思えば、見境なく動いていただけで、これらは

「残念ながら浪費と言わざるを得ない」

30代になって気がつきました。

そこからは何とも言えない虚しさを何年も感じ続けてきました。

ただ、そこからまた時間が経つと、また違った感覚が僕の中で芽生えてきたんですよね。

30代になってからは、日々自分自身と向き合う時間を大切にして、人も大事にするように努めるようにしました。

そうしていくうちに、今まであったイライラであったり、自分を取りまく人間関係など、いつのまにかいろんな変化があり、今の40代に至ります。

そこから、さらに内省してみると、あることに気がつきました。


「あの20代苦い経験があったから今の自分がいるんだ…」


20代にあほみたいに使っていたお金から得た経験が、その後の人生の糧となって生活が変わっていたのです。

今は実際に起業していますが、20代の頃の起業とは全くと言っていいほど違う意味での起業です。

無駄遣いを次につなげればそれは投資になる

僕のこの経験から、何が言えるかというと、浪費をしても、その経験を教訓を糧にして次につなげられれば、その浪費は投資に変わるということです。

何も起業とか、そういう話ではなく、もっと身近な話でもそうです。

例えば、

『週末になる度に、「自分へのご褒美」と称してデパ地下で高級スイーツを買ってしまう』

というケースがあったとします。

買った直後は、「いい買い物ができた」と感じても、時間が経つにつれて、それが浪費と感じてくるでしょう。

ただ、次回、同じようなシーンで

「毎週末にデパ地下に行っちゃっているから今日は真っ直ぐ家に帰ろう」

と考えて、それが実行できれば、過去の浪費は投資に変わります。

まとめ

浪費をしてしまっても、それは今の時間軸においての評価です。

その後の生活に生かせれば、それは投資に変わります。

もちろんだからといって、積極的に浪費をしていいというわけではないのですが、仮に浪費をしてしまっても、そこで落ち込むことはありません。

もし、このnoteを読んで後悔する浪費をしてしまった経験がある方がいらっしゃれば、それを後悔だけで終わらせないでください。

その経験を今後に生かせば、その経験はきっとプラスの力に変えていけます。

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