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佐藤余白
2024年2月17日 17:30
つづける書きつづけるいつか物になると信じつづける現世がダメなら来世でもいいつづける書きつづける途中で止めてばかりブツブツ切れていてばかりもう切れないもう切らないつづけるつづけるつづけるつづけると決めた寒き日始まりと終わりの鐘が響く冬の日令和5年11月17日9
2024年2月17日 16:17
善き性質と優しい笑い声を持つ慈しい母を持ちそれを知ってか知らずか甘え甘えて親不孝を繰り返し悲しい目泣きはらす涙の目そんな辛い目に会わせてばかりいる親孝行がしたいと母に良い思いをさせて上げたいと心から心から思い又祈る神に良心に祈る誓いも証言も要らぬそんな立派なところには当然僕はいないので良心に、内なる神に誓い又祈る優しさが
2024年2月17日 15:58
怒りと慈しみを往還し忙しく漂う川のイリュージョンその幻に夏の面影と君の笑まいを視れば儚くも儚くも浮き立つ思い出とかつての恋瞬時暗転する心の舞台苦しくも暗くもある我が心に一つのろうそくを朧に灯す淡く仄かに照らし出される互いの面影を遠景となった思い出に捧げれば速やかに速やかに雲は流れ暗い現実へと意識を戻し一つ溜息、一つ微笑み、又忙しくも現世なるこの世の闘
2024年2月17日 15:39
秋寒く遠く離れる思い出に憧れ燃やし彼と吾を見るブランコの揺れる思いを押しのけて仄か仄かに揺らぐ思い出思い出となりし夏の日照る川辺今ひと時の光輪を待つ情景の死せる灰色秋の日々吾れ恋いめやも夏の川岸人類の黄昏かましテレビジョン灰色の日々似つかわし音悲しみを悲しと思うこともなく暮るる秋にもトンボは飛びし黒き色濃き悲しみを湛えたる吾が中流る川のせせらぎ星空を吾は恋いたる暗闇に瞬
2024年2月17日 13:30
もしも僕の聖性が皆の嘲りを照らすとしても僕は明るく正しく行こう百万の那由多を越えて優しく光るその稲光り鳴神さえが透明にとよむ僕の胸にとよむ僕の聖性又内なる神は昔から、又彼方から伝えられたもの・・・僕も又優しく抱きしめこの道を和やかに歩いて行こう皆の嘲りを引き出すとしても僕は明るく正しく行こう鳴神のとよみ照らせる稲光り雨の止みしに星は輝く嘲りを
2024年2月5日 00:52
悲しみを悲しみとして育ててん魚の星座昇りて落つる猫の背に跨り旅に出た小人焚火で焦がすオリオンと夜鳥たちは憧れ目指し遠く飛ぶ雲の裂け目の光差す土地愛と花 涙と月と日の光 きらめくものに総て捧げる空の上そのまた上の果ての果て悲しきまでにさざめく光永久の陽と悲傷飲み込む海の果て奇跡のごとくガイア鳴る夕伊豆の海 島見の照らす丘にいて風とひとつとなりし夏の日荘厳を絵に描けるごと鳴
2024年2月5日 07:11
些少の差を、拡大して大仰に大仰に解釈するのは、現代社会の通弊である。数年前買ったカメラも、心で写すと古くならない。少なくとも、僕にとっての差違とはならない。余りのサイクルの早さに眩暈がした。そんなに高いカメラって、僕は必要無かったのにな。一瞬、迷子だったね。僕にとっての丁度良さって、有るはず。それは、カメラにしたって何にしたって。僕らは便利さに踊らされた。文明に踊るのは楽しい。し