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夜、短歌。愛。
悲しみを悲しみとして育ててん魚の星座昇りて落つる
猫の背に跨り旅に出た小人焚火で焦がすオリオンと夜
鳥たちは憧れ目指し遠く飛ぶ雲の裂け目の光差す土地
愛と花 涙と月と日の光 きらめくものに総て捧げる
空の上そのまた上の果ての果て悲しきまでにさざめく光
永久の陽と悲傷飲み込む海の果て奇跡のごとくガイア鳴る夕
伊豆の海 島見の照らす丘にいて風とひとつとなりし夏の日
荘厳を絵に描けるごと鳴る伊豆の光の海よ汝に吹く我
愛は咲き愛は散れりや星々の遠き空には遠き憧憬
星の咲く果ての村にて我は恋うまことの愛の輝く夏を
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