ようこそ、我が家へ。

私の部屋に、昨年デビューした噂のキャラクターがやって来た。ピンク色でモフモフの毛。尖った耳。耳飾りのランの花。彼女の名前は、「リーナ・ベル」という。

先日、私の兄弟が友人とディズニーシーへ行った。

世界で唯一、海をテーマにしたディズニーのテーマパーク。入口を抜けると見えてくる、大きな地球。パークの奥へ進むと、雄々しくそびえる火山。さらに奥へ進めば、海の世界やエキゾチックな世界、古代遺跡の世界も見えてくる。ディズニーシーへ行けば世界一周できてしまう、といわれるのも納得できる。

ディズニーシーへ行くと、たくさんの個性的なキャラクターが待っている。ダッフィー、シェリーメイ、ジェラトーニ、ステラ・ルーなど。私もディズニーは好きだけど、そこまで知識がない。ちなみに、ステラ・ルーちゃんが私は好き。大きめのぬいぐるみが私の枕元にいる。長い耳と愛嬌のある顔が、私の心をギュッと掴んで離さない。可愛い。

そんな中、昨年仲間入りしたのがリーナ・ベルちゃん。謎解きが好きなキツネの女の子だという。確かにデビューしたのは知っていたけど、具体的にどんな子なのかが分からなかった。そんな子がいるんだ～という程度。無関心の境地。

そんな境地に入っていたことを、私は後悔した。リーナ・ベルちゃんがあまりにも可愛くて仕方ないのだ。

私の兄弟が買ってきてくれたのは、ぬいぐるみキーホルダー。でも、その小さな体からは想像できないほど大きなエネルギーを私にぶつけてくる。可愛い。可愛すぎる。リーナ・ベルちゃんって、こんなに愛嬌のあるキャラクターなのか！と、我ながら驚いた。

こんなに可愛いと言いまくっていると先住のステラ・ルーちゃん（大きなぬいぐるみ）が嫉妬しそう。ごめんね、ステラ・ルーちゃん。でも、リーナ・ベルちゃんも可愛いので、仲良くしてね。どちらも枕元に置いているんだけど、サイズ感が大型犬と子猫みたい。私のペット的存在。これからも大切に飾って、時にはギュギュッと抱きしめよう。

リーナ・ベルちゃんを私の部屋にお迎えして、ディズニーリゾートへ行きたい欲望が心にムクムクと湧いてきた。最後に行ったのは、ディズニーランド35周年の夏。私は周年ごとにしか行かないのか。そんなことを思ってしまう私。リーナ・ベルちゃんをはじめ、ありとあらゆるキャラクターが私をディズニーリゾートへと誘っている気がする。

今年こそは行きたい。ディズニーランドにできた美女と野獣エリアに行きたいし、ベイマックスのアトラクションにも乗ってみたい。ディズニーシーならソアリンに乗りたいし、もう少し先だけど新たにオープンするエリアにも行ってみたい。そんなことを思っていたら、ますますディズニーリゾートへ行きたくなった。

行きたいぞ、ディズニーリゾート。待ってろよ、ディズニーリゾート。