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今週の無垢カレーは福岡です(12月5日~12月11日)


かつてカレー高校生として世間から注目されていた方がCurry Toiroとしてお店をOPENさせた。

若干20歳でお店を持つなんて。
しかも決して都会とは言えない福岡の県南で。
世の中、わからないことばっかりである。


庭に立派な盆栽が。
こんなイケてる場所でカレーを作れるのはそれだけでアドレナリンが出そう。
これは店主のおじいさまのお家らしい。

庭に置いてあるこいつを見ただけで、もうカレーがうまいとわかる。


本日のメニュー。
使う食材と食材を作っている農家さんを紹介してくださります。
チャイがついて、1600円であります。


本日のカレー(1600円)


今までに経験したことのないカレーが降ってきた感じがした。
やってきたカレーは、サラダのようにてんこ盛りの野菜がライスにのっかったプレートだった。

(ご飯の量が20歳男性の量だったので癒された。)

ご飯のわきにはかぼちゃのカレー。
酸味が強くいままで初めて食べる味わい。
インドっぽくもなく、タイっぽくもなく、もちろん日本のカレーでもない。こいつは一体何者なんだ?

ご飯の上にどっさりのったレタスと、それぞれコンセプトがありそうな副菜の味付けを噛み締めていく。

別皿で鶏ひき肉のカレー。
サラッと澄んでいる味付けで、鶏白湯を彷彿とさせるような透明なカレーだった。
塩分も濃くなくて、どんどんスプーンが伸びる不思議な液体。

試作中のチキンカレーもくださりました。
ありがとうございます。

トマト感が強くて、しっかり玉ねぎを炒めたことがわかる甘くてジューシーな味。

カレーが大好きなこと、カレーに真面目なことが、チキンカレーを通じて伝わります。

あと鶏肉がうまい。
食べれば食べるほど、九州地方がもっと好きになってる。

食後にはチャイを。

泡立てたミルクにチャイシロップをそそぐ。
チャイシロップの量で口の中のスパイス感も変わっていく。

少しでも甘くてあったかいものを食後に口に入れると、さてご飯タイムが終わったと区切りがつく。
世の中から一旦シャットダウンしたくなりますね。


カレーを食べるだけで、店主が真面目でカレーと向き合ってることが伝わるんだもんすごいよなあ。

これからの成長が楽しみです。
頑張ってください。

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Curry Toiro
住所:福岡県大牟田市倉永1040(吉野駅より徒歩10分)
営業時間:11:00〜14:00
定休日:
SNSにて記載

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